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女性の美顔には、表情筋トレーニングが効果的!若々しい表情を作る美人トレーナーおすすめの表情筋トレーニングをご紹介 Vol.8

最近、自分の顔にちょっとしたたるみを感じたことは有りませんか?

特に、30代を超えると、口が小さく、薄くなってきたと感じられている方は多いようです。マスクをしているときなど口元を隠す際に若く見えるのは、表情筋のたるみや唇のカタチが年齢によって変化していることの現れです。

最近では、LINEやfacebookなどSNSでのやり取りが増え、人と話す機会がことの少なくなってきていることも、口元の老化を加速させている原因のひとつ。

30代を超えるにつれて、運動不足や疲労の蓄積により、骨や骨格などの歪みや筋肉の緩み・たるみが症状としてわかりやすくカラダに現れますが、カラダのトレーニングと違い、顔の変化は症状を感じることは少なく、顔の運動不足を感じることもあまりありません。

顔のたるみはじわじわと進んでいるけれど、気づかずそのままにしてしまっている状態はもったいない。美しい姿勢に腹筋・背筋が不可欠であるように、「しなやかで若々しい顔」を作るには、トレーニングが必要不可欠です。

今回は、年齢をまったく感じさせないインストラクターとして活躍している小野トレーナーに、顔を若く保つための表情筋トレーニングについて、お伺いしました。

インストラクターのご紹介

小野鲇莉(おのあゆり)トレーナー

プロフィール

フィットネスインストラクター&ダヴィンチボディボードマスタートレーナー

インストラクター指導歴15年

クラシックバレエ歴 25年

バレエインストラクター、ダンサーとしてCM・MV・舞台等国内で活動後、渡米。

帰国後、ヨガインストラクター、薬膳アドバイザー、ヒーリングセラピストとして多彩な活動のは場を広げ、芸能プロダクションにも所属。

 

現在は、2016年に日本に導入されたダヴィンチボディボードマスタートレーナーとして、フィットネススタジオにてレッスンを担当する他、トレーナー育成・企業研修も行う。

顔を若々しく保つ美顔の秘訣とは?

顔が若々しく見える状態を保つために、肌のハリ・ツヤを意識しましょう。

そのためには、下記の3つが必要不可欠。

・血行・リンパの流れを良くすること

・習慣によって凝り固まった部位をほぐすこと

・筋肉の収縮をスムーズにすること

 

この3つを意識すれば、ー5歳の美顔を手に入れることができます。

美顔トレーニングのコツとは?

先程の3つにはそれぞれに関係があり、どれか一つだけではー5歳を作ることはできません。

心がけるべきなのは、トレーニングの順番です。

1.血行・リンパの流れを良くするマッサージ
→顔の筋肉の血流が良くなり、凝りがほぐれやすくなる
2.凝っている部位をほぐす
→顔周りの筋肉のバランスが整い始める
3.歪みやバランスを整える

上記の順番で行うことで、顔のバランスを整えるように心がけています。

最初からバランスを整えようとしても、凝った部位があるままでは、なかなかバランスが良くなりません。そのためトレーニングでは、効果が出やすい順番を考えて行うことが大事です。

表情筋トレーニング

1.咬筋(こうきん)・頬筋のリフトアップマッサージ

■効果

頬のリフトアップ・表情を豊かにする

■手順

1.頬骨の凹みのあたりに、掌の硬い部分を当てます。

2.掌に力をかけつつ頬骨の凹みから耳へ、ゆっくり10秒程かけてすべらせます。

3.1~2を繰り返し行いましょう。

■セット数目安

1セット10秒を目安に、5セット行いましょう。

■ポイント

奥歯を強く噛むとボコッとするところを咬筋(こうきん)、口元から頬骨の凹みまでつながっている筋肉を頬筋(ほおきん)と呼びます。この2つの筋肉をほぐすイメージで行いましょう。

 

2.頬筋のリラックス・マッサージ

■効果

口元周りのたるみ・リンパの流れ改善

■手順

1.舌で口内の左側(頬の裏にあるスジの上の部分)のあたりを10秒程強く押します。

2.押したまま、舌を左から右へ移動させ、反対側も同じ様に押しましょう。

3.1~2を交互に繰り返します。

■セット数目安

1セット5回を目安に、3セット行いましょう。

■ポイント

頬筋(ほおきん)と呼ばれる筋肉は、顔の中でも表情を作る重要な筋肉です。

この筋肉を舌で刺激し、意識的に緩めることで表情が豊かに、そしてほうれい線が薄くなる効果が期待できます。

 

3.頬骨筋のストレッチ

■効果

ほうれい線・肌のハリの改善

■手順

1.口をすぼめて「うー」と5秒ほど発声しましょう。

2.口角の両側を意識的に上げて「いー」と5秒ほど発声しましょう。

3.1~2を繰り返します。

■セット数目安

5回を目安に行いましょう。

■ポイント

大げさに、口を変形させると、顔の中でもこわばりやすいほうれい線の下の筋肉である頬骨筋(ほおぼねきん)を緩めることができるため、より効果的です。

 

4.首~鎖骨のリンパの流れ改善ストレッチ

■効果

顔のむくみ・くすみ改善

■手順

1.耳の下の筋肉をぐいっと厚めに持ちましょう。

2.つまんだ指を押し当てながらそのまま下へスライドさせましょう。

3.鎖骨まで滑らせ、鎖骨をグーッと押しましょう。

4.反対側も同じ様に行いましょう。

■セット数目安

左右それぞれ5回ずつ行いましょう。

■ポイント

耳の下には、耳下線リンパというリンパの流れがあり、そこから首の骨に沿って鎖骨までリンパが通っています。慣れないうちは少し痛いかもしれませんが、痛気持ちいい位を目安に行って下さい。

意識して鍛えれば、マイナス5歳顔が手に入るかも

カラダと同じように、顔周りの筋肉、表情も年齢を重ねるにつれて衰えてきます。

運動と違い、表情は衰えを感じづらく、対策しています!と胸を張って言えるような方は、そう多くありません。

だからこそ、今回ご紹介したトレーニングは、しっかりとした差になって現れます。


口角が3mmアップすれば、顔のハリ具合はかなり変わります。

普段の会話はもちろん、写真や動画の撮影や大勢の人前で話すなど、人とのお付き合いをしていく中で、自分の顔や表情は一生付き合っていくもの。


表情筋トレーニングは、自分の顔に自信をつけるすぐに取り組める手段です。

この機会に、マイナス5歳の美顔を目指して、積極的に取り組んでいきましょう。

 

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