Vol06. 東京の名所を見渡す家。

あたたかい雰囲気の北欧のインテリアに囲まれた新しいマンションで、
新婚さんのように仲良く暮らすご夫妻がいます。
おふたりは、結婚10年目だそうです。
円満の秘密は、どうやらストレスがなく住める家にあるようです。

東京のパノラマを独占する窓。

「向こうのほうにスカイツリー、池袋の街並、新宿新都心、それから東京タワーもあの辺にちらっと見えるんです。最近、気付いたんですけどね」。リビングダイニングに面した広いバルコニーで、ご主人が眺望を説明してくれました。真ん中から窓を開け放てる、センターオープンサッシ。
目の前に高い建物がないと、こんなにも開放感であふれた景色になるとは、驚きです。はるか彼方まで、東京の贅沢なパノラマが広がっています。
 
奥様が言います。「夜、電気を消すと、窓の外が本当にきれいなんですよ。私たちは、建物が完成した後でこのマンションを買ったのですが、いまの部屋にはじめて訪れたのがちょうど夜でした。
その時、リビングの電気をつけないまま、営業担当の方が“こちらへお越しいただけますか”と言うんです。なんだろう? と思いながらも部屋に入っていくと、窓の向こうに息を飲むような夜景が広がっていました。それで、ふたりともすっかり心を奪われてしまったんです」。ご主人がつづけます。「実際の部屋を見ることができたからこそ、本当に満足できる買い物ができたと思っています」。入居した後はいかがですか? 「昼間も目隠しのためにレースのカーテンを閉める必要がない、というのは住んでみてわかったことですね」と奥様が教えてくれました。

人の目が気にならない家。

プライバシーの配慮は、このマンションの特徴のひとつ。ご夫妻のお部屋には専用ポーチがあって、玄関と共用廊下の間が、空間で隔てられています。その点も奥様のお気に入りだそうです。「さらに、玄関からはリビングダイニングが見えないつくりになっているのもうれしいです」。
ご主人が評価するポイントは? 「プライバシーを守りながら、通気を行う窓が玄関脇にあるんですね。そこから入る風が、リビングの窓を開けておくと、すーっと吹き抜けていきます。この夏は、ちょっと暑さを感じる日も、エアコンなしで涼しく過ごせてよかった。やっぱり自然の風はいいものです」。自然と技術の調和、それがこのマンションのコンセプトだそうです。

お菓子づくりが、はかどるキッチン。

「キッチンが南向きの窓に面していることも、この家で好きなところです」と奥様。見てみると確かに、気持ちよく家事ができそうです。キッチンのすぐ隣には、ノートパソコンを置いてレシピを調べることもできる、『ミセスコーナー』というスペースがあります。そこに、なにやら気になるものが。「あれは、お菓子づくりで素材を自動でこねたりしてくれるミキサーです。お客様が来ると、みんな、あれはなに?って聞きます」。奥様は、「以前のアパート住まいのころはしまっておくしかなかった」本格的なミキサーを、この一等地に住まわせることにしました。おかげで、いまは趣味の時間も充実しているそうです。
 
「料理をつくったときに、お皿を並べる台がすごく広くなったことや、細かな使い勝手がよくなったことで、暮らしが激変したと思います。ウチでは、よく友人を招いてパーティーをするのですが、10人くらい集まっても余裕があり、みんなで楽しめるようになりましたしね。そのこともあって、ソファやテーブルは大型のものを揃えました」

水面が光をはじく、エントランスホール。

毎日の出勤で、エントランスへ向かう途中で目に入る、マンションの風景もご夫妻は好きだそうです。「エレベーターを降りると、そこには水が張られているんです。外から入る光が反射して、とても絵になっています」とご主人。「メールボックスのデザインも落ち着いた木目で統一されているし、軽井沢あたりのホテルのような和モダンなラウンジも、特別な感じがしていいですね」
 
引っ越してからすっかりインドア派になってしまった、というご夫妻。これだけ居心地がよければ、家を離れたくなくなるのがよくわかりました。

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