おうちトレーニング

運動はいつやれば痩せやすい?!ダイエット効果が高い運動の時間帯とオススメ運動方法をご紹介! Vol.38

ダイエットにおいて、運動は重要な要素の一つです。運動によって脂肪を燃焼することで、効率よく痩せることができます。しかし、運動をする時間帯によって、痩せやすい効果に差が出ると言われており、オススメの時間帯が朝と夜です。日中よりも血糖値のコントロールや、代謝アップをする点で優れており、効率よくダイエットを行うことができます。今回は、ダイエット効果が高い朝と夜に運動をする理由と、オススメの運動を詳しく解説します。

運動するオススメの時間帯

朝食前の有酸素運動がダイエットに効果的

朝食前は、空腹の状態のため血糖値が低く、運動によって消費する糖エネルギーが少ないため、代わりに脂肪をエネルギーとして消費しやすくなりダイエット効果が高いと言われております。また、朝起きて空腹の状態で朝食を摂ると、急激な血糖値の上昇により糖を筋肉に送るインスリンというホルモンが過剰に分泌され、脂肪が蓄積されやすくなりますが、朝食の前に運動をしておくことで、急激な血糖値の上昇を防ぎ、インスリンの過剰な分泌を抑えることができます。さらに、朝食前に運動をしておくことで、代謝が高まる時間を早められ、一日の代謝量を高く維持できることから、エネルギーを消費しやすく、痩せやすい体質になることができます。

夜の運動もダイエットに効果的

夜は、日中の活動により筋肉が温まっているため、怪我のリスクが低く、安全に運動を行うことができます。運動を安全に怪我なく続けられることで、筋肉量が増え、基礎代謝が上がり、カロリーを消費しやすい体質を目指すことができます。また、夜の適度な運動は、疲れた体をリフレッシュさせることができるため、睡眠の質を向上させる効果も期待できます。睡眠の質が向上することで、ストレスを解消することができ、ダイエット効果が高まります。しかし、就寝前に高強度の負荷を加えた運動を行うと、体が興奮状態になり、睡眠に影響が出る可能性があるため注意が必要です。また、夜の運動は、運動後に体が冷えやすいため、運動後にはしっかりとストレッチや温かい飲み物を摂るようにしましょう。

それぞれの時間帯の運動のポイント

有酸素運動の中でも、ランニングやウォーキングがオススメ

朝の有酸素運動では、ランニングやウォーキングがオススメです。特別な道具は不要で手軽に始められるうえ、脂肪燃焼の効果が高い強度の目安である、会話ができる程度のややきついと言われる強度で運動を行いやすいため、ダイエット効果が高いと言われています。まずは、軽いステップやウォーキングから始め、徐々に強度を上げていきましょう。運動後にはゆっくりとしたストレッチをすることで、強張った筋肉の緊張を緩めて、怪我を防止するので、必ず行いましょう。また、仕事の合間や休日に行うことで、リフレッシュもできるため、日常的に取り入れることができます。

夜には筋力トレーニングがオススメ

夜に行う運動では、スクワットやプランク、腕立て伏せなど、1種類の種目で、多くの筋肉を使う筋力トレーニングがオススメです。短い時間で全身をバランスよく鍛えることができるほか、帰宅後に自宅で手軽に、しっかり筋力トレーニングを行えるためです。使われる筋肉の数が多いため、体温が上がり代謝も高まるため、効率よくエネルギーを消費することができます。

全身を使うオススメの筋力トレーニング

オーバーヘッドスクワット

■効果

下半身、体幹の筋力アップ、代謝アップ

■手順

1.両脚を腰幅よりやや広く開き、背筋を伸ばして立ちます。

2.両手をバンザイをするように手を挙げます。

3.腕の位置を維持したまま、上体を前に倒し、太ももが床と平行になるまで腰を落とします。

4.そのまま立ち上がり、2.の姿勢に戻ります。

■セット数目安

ゆっくりと1〜4の動きを15回行うことを1セットとして、3セット行いましょう。

■ポイント

両手は耳の位置を維持して、背中が丸まらないように注意しましょう。

 

ニー&エルボー

■効果

全身の脂肪燃焼、体幹の筋力アップ

■手順

1.左手を天井に向かって上に挙げて、右手は腰にあて、右脚を少し外側に開きます。

2.背中を丸めながら、体の前で左肘と右膝を付けます。

3.右手を天井に向かって上に挙げて、右手は腰にあて、左脚を少し外側に開きます。

4.背中を丸めながら、体の前で右肘と左膝を付けます。

5.1〜4をリズムよく繰り返します。

■セット数目安

1〜4の動きを10回行うことを1セットとして、間に少し休憩を入れながら2セット行いましょう。

■ポイント

肘と膝を付ける時に、お腹の筋肉を縮めることを意識して行いましょう。

 
 

運動は自分のライフスタイルに合わせて無理なく続けられる範囲で行うようにしましょう。また、ダイエットには、食事や睡眠も大切な要素です。食事を抜いて運動をしたり、睡眠を妨げる時間に運動をしたりしないように、生活全体を整えることを意識しましょう。運動はダイエットだけではなく、ストレス解消や気分転換にもなります。毎日の運動を通じて、健康的な生活を送りましょう。

PAGE TOP