子育てが楽しくなる家。 Vol.14

今回の舞台は、足立区の「舎人（とねり）」エリア。

大きな公園が多く、緑に恵まれた暮らしやすい街です。

この街で、はじめての子育てを楽しむ、Aご夫妻を訪ねました。

日暮里・舎人（とねり）ライナーの始発駅である『見沼代親水（みぬまだいしんすい）公園』。駅から、わずか徒歩2分の場所にA家のマンションはあります。「始発駅だから、座って通勤できるのがうれしいですね」とご主人は言います。もともと近くに住んでいたおふたりにとって、ここは馴染みのエリア。周辺には『見沼代親水公園』があり、緑も豊かです。「この公園は、ベビーカーでお散歩するのにちょうどいいですね。もう少し大きくなったら、ザリガニ獲りとかをするようになるのかな」と奥様。自転車で10分くらいの距離には、大きな『舎人公園』もあります。「舎人公園ではバーベキューや人工芝のソリすべりもできるので、これから子どもといろいろ楽しめそうです」

A家の目と鼻の先には、大型のホームセンターも建っています。「家具やインテリアのお店だけでなく、スーパーも入っていて日用品ならなんでも揃います。歩いて10分くらいの商店街にもスーパーがあるので、普段の買い物には困らないですね。その商店街には、たい焼き屋さんとか焼き鳥屋さんとか昔ながらのお店も多くて、いい雰囲気なんですよ」。奥様が教えてくれました。

部屋の中は、お子さんがいるお宅とは思えないほどすっきり片付いています。「カウンターキッチンは、入り口をふさいでおけば子どもが中に入れないので安心です。それから住んでみて気が付いたのですが、造り付け収納の扉がゆっくり閉まるソフトクローザーになっています。子どもが指をはさむ心配がなくていいですね。リビングと隣の洋室の間仕切りも、吊り扉になっていて、床にレールがありません。子どもがつまずかないですし、掃除機をかけるのもラクです」。奥様は、お子さんの安全の面や家事のしやすさの点でも、このお部屋に満足しているようです。

リビングとつながっている洋室は、いまは、おもちゃでいっぱい。「でも、実は子どものお気に入りの遊び場は廊下なんです。いつも手押し車を押して、行ったり来たりしています。ハイハイの練習もこの廊下でしていたら、ベビー用品店でやっている“ハイハイレース”で優勝できたんですよ」とご主人。奥様がつづけます。「この廊下は、玄関からL字になっているので、外からリビングが丸見えにならないところがいいですね。廊下のフットライトもよく活用しています。夜中、子どものミルクづくりで何度も起きて寝室からキッチンに向かうとき、とても助かりました」

スカイツリーも見えるバルコニーからの眺望は、ご主人のいちばんのお気に入りです。「近くに高いビルがないので、バルコニーから見渡す風景は本当に広々としています。おかげで隅田川・江戸川はもちろん、越谷・松戸・草加と、遠くの花火大会まで見えるんです。この夏は、同じ日にいくつもの花火大会を同時に楽しむこともできました。大きなバルコニーなので、いずれはテーブルセットを置きたいと思っています」

そんなご主人は、仕事から帰ったらお子さんをお風呂に入れるのが日課だそうです。「バスルームにある通話ボタンで、キッチンにいる妻と会話できるのが便利です」。奥様も言います。「バスルームでは浴室乾燥機も重宝しています。今日のような雨の日も、洗濯物が乾かせますから。洗面所が広くて、洗面台の大きな鏡の後ろに小物がたくさんしまえるところもいいですね」。他に、気に入っているところは？「リビングが東向きだから、朝日が入ってきて気持ちがいいですし、冬の朝も暖かいです。洗濯物も午前中で乾いてしまうくらい。冷暖房の効きも抜群です」。とにかく住み心地は満点、とおふたりは言います。

「ここに住んでいる方はお互いにご挨拶を交わすので、マンション内で自然と顔見知りが増えました。同じくらいのお子さんがいるお宅も数軒あって、子ども連れで一緒にお散歩に行くこともあります」。奥様は、こうしたつながりを心強く感じています。「管理人さんもしっかりしていて、優しいですね。エントランスや共用廊下はもちろん、ゴミ置き場や自転車置き場までいつも丁寧に掃除してくれています。自転車置き場といえば、引っ越してから１台を電動自転車に買い替えたのですが、このマンションにはちゃんと電動自転車置き場もあるんですよ」。休日は、自転車で出掛けることも多いというAご夫妻。「ショッピングモールに、よく行きます。買い物だけでなく、モール内のキッズスペースで子どもを遊ばせたりして、家族で楽しんでいます」

はじめて購入した家は、はじめての子育てをいろいろな意味でサポートしてくれる場所でした。恵まれた環境のもと、Aご夫妻のあふれるばかりの愛情を受けて、お子さんはすくすくと育っていくことでしょう。