vol12. 夫婦ふたりを愉しむ場所。

今回の舞台は、昭和の風情が残る街、武蔵新城。
たくさんの商店街があることで知られる、とても暮らしやすい場所です。
そんな街に引っ越して丸2年になるというKご夫妻を訪ねました。

駅からの帰り道も、購入の決め手に。

駅からマンションまでの間にある5つの商店街は、ご主人のお気に入りです。「アーケードのある商店街や石畳がきれいな商店街など、帰り道のおよそ半分が商店街なので、目が飽きません。アーケード街の方は、雨の日にも助かります。それから、駅から家まで坂がなくてフラットな道になっているところもいいですね」。奥様がつづけます。「スーパーやドラッグストアなど何でも揃っているので、生活に困らないですね。ちょっと路地を入ったところに、おいしいパン屋さんもあるんですよ」
購入にあたって、近隣の駅を含めてたくさんの物件を見学したというKご夫妻。街の風情を含めて、条件を満たす物件は「ここしかなかった」そうです。ご主人が言います。「内廊下であることも、ここに決めた理由のひとつです。低層マンションで内廊下というのは、なかなかないですから」

おたがいの趣味が調和した、おしゃれな空間。

リビングダイニングのドアを開けると、センスのよい遊び心あふれる空間が広がっていました。シックにまとめられて、まるでモデルルームのようです。「でも、家具はほとんど前の家で使っていたものなんですよ。新調したのは、ダイニングテーブルとクッションくらい」。奥様が笑って言いました。お気に入りの白い花が、落ち着いた部屋を彩るアクセントになっています。
そんな空間の中で目をひくのは、ご主人のコレクション棚。若いころから愛用して、大切に集めてきた数々のグッズが飾られています。フィルムカメラ、アンティークカーのミニチュア、時計などなど、それぞれにまつわるエピソードを伺うと、お話が止まらなくなります。ソファーの方を見ると、存在感のある西洋画が。「これは、私のいとこから譲り受けた思い出のある絵です。大きな額縁なのでふつうの家だと飾る場所に困ると思いますが、このリビングの壁は広いので、違和感なく収まってくれましたね」

猫ものびのび、細やかに配慮された間取り。

Kご夫妻のお部屋は3LDK。リビングダイニングと2つの洋室が、南側の広いバルコニーに面しています。その2つの洋室のうち1部屋は寝室。もう1部屋は、ご主人が「ウチの息子と娘」とかわいがっている2匹の猫が陣取っています。「この子たちは、自分たちの部屋とバルコニーを自由に行き来して遊んでいます」。たっぷりの日差しのもと、のびのびと暮らす二匹は本当にいい顔をしています。
ところで奥様、家の中で気に入っている場所は?「いちばんは水まわりですね。洗面化粧台も広くて開放感があるし、トイレも正面から出入りできるので掃除がラクです。L字型のカウンターキッチンも使いやすくて、ちょうどテレビが見やすい位置にあるのでいいですね。それから、寝室には2つ動線があって、廊下とリビングのどちらからでも出入りできるのが便利です。この家は動線がすごく考えられているな、と住んでから気が付きました」

大好きな街にある、心地よい家でいつまでも。

ご主人は日課で、朝と夕方に30分くらい散歩をしているそうです。「街をぶらぶら歩いていると、懐かしい空気を感じさせる風景なのに子供もたくさんいて、活気がある街だなあと思います」。奥様は、「普段着で気楽に出かけられる雰囲気が好き」だそうです。ふたりで外食する機会も多いKご夫妻。「商店街に、すごく美味しい焼き鳥屋さんがあるんです。すぐ混んでしまって入れなくなるから、夕方5時の開店と同時に行くようにしています」
そんなお話の中で、ご主人がふと口にしました。「そういえば、出掛けるときにいつも思うのですが、管理人さんがエントランスをこまめに掃除してくれているんですね。共用部が常にきれいなので、気持ちよく暮らせています」。その声にやさしくうなずく奥様。ふたり暮らしを愉しむ、人生の先輩のライフスタイルに憧れを感じたひとときでした。

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