野菜をたべよう!

Vol.4 イチゴ

最近は、野菜を店頭で買うのではなく、自宅のバルコニーなどで栽培する方が増えてきています。無農薬で安心・安全、何より自分で育てた野菜の味はまた格別です!「野菜をつくろう!My Kitchen Garden」では、さまざまな野菜の育て方をご紹介しましたが、次は育てた野菜をおいしく調理してみませんか? 野菜ソムリエが、ご家庭の味に華を添え“インスタ映え”するような、おしゃれなオリジナルレシピをご紹介いたします。 今回は、子供から大人まで人気の「イチゴ」と、クセがなくて食べやすい「ベビーリーフ」を使ったレシピです。

イチゴたっぷりフルーツピザ

材料

・イチゴ…1パック
・ブドウ(皮ごと食べられるもの)…20粒程度
・バナナ…1本
・無塩ミックスナッツ(砕いておく)…20g
・ピザクラスト(17〜20cm・市販のピザ生地 ※画像掲載ありません)…2枚
・クリームチーズ…30g
・ヨーグルト(軽く水切りしておく)…1/2パック
・オリーブオイル…小さじ1
・塩…小さじ1/4
・チャービル…適量

レシピ

1. フルーツをお好みのサイズにカットする。
※イチゴは縦に6等分すると、みずみずしい食感が楽しめてオススメ!

2. ヨーグルト、オリーブオイル、塩をよく混ぜ合わせる。

3. ピザクラストに②を塗り広げる。

4. ③の上にバナナと、適当な大きさにちぎったクリームチーズを満遍なくのせる。
※バナナは先にのせて焼くとトロリと甘くなる。

5. 250℃に予熱したオーブンで、ピザ生地の周りがこんがりとするまで焼く。

6. 焼き上がったピザに、イチゴ、ブドウ、ミックスナッツ、チャービルを飾ったら出来上がり。
※焼きたてはもちろん、冷めてもおいしい!

野菜マメ知識 ~イチゴ~

春夏に比べて油断してしまいがちな冬の紫外線対策。イチゴはビタミンCの含有量が多く、そんなこれからの季節にぴったりです。コラーゲンの生成を助けるだけでなく、シミやそばかすの原因となるチロシナーゼという酵素の働きを抑制し、メラニンの生成を抑えてくれます。血液を作り貧血を予防する葉酸も含まれるので、肌に栄養が行き渡り、ハリや透明感もアップ。ただし、ビタミンCは水に弱いので、イチゴは食べる直前に洗いましょう。水っぽさを防ぐことで、おいしさも増します。

もう一品! ベビーリーフとかんきつ類のサラダ

パリっと焼けたフルーツピザのお供に、柔らかいベビーリーフと爽やかなかんきつ類を使ったサラダはいかがでしょうか。ベビーリーフはよく洗って水気を切っておきます。冬から春にかけては、いろいろな種類のかんきつ類が出回りますので、お好みのものを選んでください。写真では、清見オレンジとグレープフルーツを使用しています。適量を一口大にカットして、薄皮もむいておきましょう。ドレッシングはシンプルに、エキストラバージンオリーブオイル大さじ2、塩小さじ1/2、ホワイトバルサミコ酢小さじ1、コショウ少々をよく混ぜ合わせます。皮をむいたかんきつ類の絞り汁を加えるのもお勧めです。ベビーリーフは名前の通り、葉物野菜の“赤ちゃん”。成長するための栄養をまるごと取ることができる、うれしい野菜です。生命力溢れるこのサラダでパワーチャージしましょう!
今回ご協力いただいたのは…

鵜藤佳奈さん:野菜ソムリエプロ

資格取得後、青果店にて野菜・果物と触れ合う毎日を過ごしながらメディア出演やセミナー講師、執筆など幅広い分野で活動する野菜ソムリエ。美容クリニック勤務経験も生かし、美容の観点を含めた野菜・果物の魅力を伝えています。

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