おすすめ書籍のご紹介

おすすめ書籍のご紹介 Vol.10

大人のたしなみを学ぶ!

大人なら知っておきたい モノの言い方サクッとノート

話し方研究所代表の櫻井弘氏の監修による、ビジネスシーンにおける相手に対するさりげない気配りや、恥をかかせない表現、思いやりを込めた言葉などを紹介したフレーズ集。厳選フレーズと共に実例と解説がテンポよく登場し、あっという間に好印象の言葉遣いが身に付きます。

書籍情報
タイトル:大人なら知っておきたい モノの言い方サクッとノート
監修:櫻井弘
発行所:永岡書店
価格:¥1,000+税

ピックアップコラム

ビジネスにおいても、または友人や恋人といったプライベートにおいても、すべての人間関係は言葉によって築かれるといっても過言ではありません。言葉ひとつで好印象を残す人もいれば、反対に、なぜか損を被りがちな人も。特にビジネスのシーンでは言葉の力は絶大。そんな言葉を味方に付けたいあなたに贈るのが、『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』です。

協力してもらいたいときは、「協力してください」ではなく、「お力添えいただけますか?」。話題を変えたいときは、「話は違うのですが」ではなく、「つかぬことをうかがいますが」。ほら、こう言い換えるだけで受ける印象の差は歴然! たちまち“デキる人”に見えてきませんか。なかでも特に役立つのが万能マジックフレーズ。一言加えるだけで相手の印象をよくしてしまう魔法のようなフレーズは、覚えておけば必ずあなたの力になってくれます。気になるマジックフレーズの数々は、ぜひ『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』でお確かめください。

大人のための私服の教科書

「最近、Tシャツとジーンズが似合わない」「同窓会に何を着て行けばいいのか分からない」。そんな30代以上の男性のために、服飾専門学校の人気講師が、今日からできる“年齢に見合った、キメ過ぎず、どこに出ても恥ずかしくない服装”のコツを伝授する一冊です。

書籍情報
タイトル:大人のための私服の教科書
者:久保田卓也
発行所:飛鳥新社
価格:¥1,500+税

ピックアップコラム

学生時代は、好きなアイテムを直感的に選んでいればOKでしたが、大人になるとそれだけではうまく決まらないのがファッション。そんな迷える“ファッションジプシー”にこそ読んでほしいバイブル的書籍が本書です。おしゃれをテーマにしているとはいえ、ファッション誌のように、モード全開! 高級ブランド上等! とギラギラし過ぎていないところがこの本のいいところ。

しかし、一概にファッションといっても無数にアイテムが存在します。「本を読んだからといってすぐにおしゃれセンスが上がるの?」と疑問に思う人も多いことでしょう。でも大丈夫! この本には誰でもすぐにおしゃれのコツが身に付くよう、すべてのアイテムが「カッチリ」の意味を持つK値で表されているのです。ちなみにスーツのK値は10で、正反対となる1はズバリ、上下ジャージやスウェットといった部屋着です。このK値が6~7の服装がおしゃれで清潔感のある格好とされ、手っ取り早く6~7を目指すなら“スーツを着崩す”が正解とのこと。基本的には男性ファッションについて書かれていますが、K値を物差しにしたファッションの測定法は女性にも十分参考になるはずです。

落語に学ぶ 大人の極意

人間同士の付き合い方について、身近な落語の噺(はなし)を元に、粋な交際術を指南する『落語に学ぶ 大人の極意』。落語や講談の脚本を手掛け、伝統芸能の噺の面白さを知り尽くした著者が、現代を舞台に書き下ろしたショートショートの数々は、温かいユーモアにあふれた一級品ばかりです。


書籍情報

タイトル:落語に学ぶ 大人の極意
著者:稲田和浩
発行所:平凡社
価格:¥820+税

ピックアップコラム

とかく人間関係は面倒でやっかいなもの。恋愛しかり、職場しかり。そんな人付き合いに悩みがちな人におすすめするのが、『落語に学ぶ 大人の極意』です。友情から男女関係、ご近所付き合い、果てはお金のことまで、人間同士のあれこれを前向きに楽しんでいこうとする大人たちに、とっておきのアドバイスを届けてくれます。例えば「男女関係のいろいろ」の章では、夫、妻とうまく付き合うにはどうしたらいいか、という内容についても書かれています。本によると、正しい付き合い方とは「亭主関白ごっこ」や「カカア天下ごっこ」。つまりプレイを楽しみ、役を演じる遊び心こそ、夫婦生活の極意ということのようです。説教っぽくなく、思わずフムフムとうなずいてしまうのは、すべて落語という人間味に満ちた噺から生まれた物語だからでしょう。

各エピソードの末尾には、元ネタとなった落語や講談の話がCD情報とともに紹介されているので、この本をきっかけに落語の世界に飛び込んでみるのもまた一興。そこではさまざまな噺との出会いがあり、さらにたくさんの“現代社会をしなやかに生き抜くヒント”を教えてくれるはずです。

PAGE TOP