想/匠

自然の力を活かす家。 Vol.20

※上記画像は参考写真です。

「自然の力を借りて、快適に過ごせる家をつくろう」。明和地所は、そんな取り組みをはじめています。用いるのは、緑や太陽や風の力。まずは、マンションを緑でぐるりと囲みます。すると緑に太陽光が当たって葉の水分が蒸発。そこに冷気が発生します。あわせて、中庭に水盤を設置。ここに張られた水が蒸発するときにも、冷気が発生します。これは暑い日に水まきをするのと同じ原理です。そして、建物の中に風の通り道をつくると、これらの冷気が涼風となり、マンション内を活発に行き交います。この風がそのまま住戸内へ運び込まれるように、窓はできるだけ多く設置。窓を10㎝くらい開けた状態で鍵がかけられる『通風窓ストッパー』や、風を入れつつプライバシーを守る『ルーバー面格子』などを採用、さらに玄関にも窓を設け、各部屋に心地よいそよ風が流れるよう工夫をしています。
 
自然の力の応用は、これだけではありません。屋上緑化で直射日光を遮って冷房効率を高めること。南側に中高木の並木を植えて、外からの熱を防ぐ壁にすること。また、バルコニーの天井部に専用のフックをつけて、朝顔やゴーヤなどのグリーンカーテンをつけられるようにすること。南バルコニーのグリーンカーテンは強い日差しを遮るだけでなく、風通しの良さと植物から出る水蒸気により、夏場の室内温度が約6度も下がる、と言われています。
 
このように自然の力を受けて活かす、住まいづくりの新しい考え方を「パッシブデザイン」といい、これと先進技術で環境に配慮する「次世代型エコシステム」を組み合わせた家が、明和地所の『ハイブリッドレジデンス』です。緑や水盤のある美しいデザインが、実は快適さもつくり出している。それが、クリオマンションシリーズです。
 
※上記は、すべての物件に導入しているものではありません。

(2015年4月掲載)
きずなCOMMUNICATION

皆様と明和地所グループの「つながり」、親と子の「絆」などをテーマにコンテンツやイベントを実施していきます。

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