親子で作ってみよう

ダンボールハウスを作ろう

想像力や独立心を育む「ダンボールハウス」を作ろう

遠くの地、フィンランドでは、お子さまの創造力や独立心を育む一環として、小さなこどもの家(レイキモッキ)を、親子でつくる風習があるそうです。
身近にあるダンボールでこどもの家をつくってみませんか?お子さまと工夫しながらつくる「ダンボールハウス」は、会話もはずみ、楽しいふれあいのひとときにもなるはずです。
 
お子さんとの共同作業ポイントは【お子さんと】マークが目印です。

入門編「動物たちとくらす、虹のおうち」

大きなダンボールがあれば、すぐにつくれるダンボールハウスです。好きなイラストを自由に描いて、世界に一つだけのおうちに仕上げてください。虹の部分を、流れ星など、ほかのものにアレンジするのもよいでしょう。 また、たくさんつくって、街にするのもオススメです。小さいサイズのダンボールなら、ぬいぐるみやお人形のおうち、ペットのおうちにもなります。

使用した材料
・ダンボール(750mm×560mm×509mm) 1箱
使用した文房具
・クラフトテープ(白)
・ガムテープ
・カッター
・クレヨン
飾り付けに使用したもの
・クッション
・ぬいぐるみ

作り方

1 扉のふちをクラフトテープで飾る

ダンボールの箱のフタが扉になります。扉のふちの補強と、装飾のために、クラフトテープを貼り付けます。クラフトテープがない場合、ガムテープなどでよいでしょう。

2 窓をくり抜く

カッターなどで窓をくり抜きます。大きくくり抜く場合は、写真のように分割して作業したほうが、キレイな仕上がりになります。床などを傷つけないよう、下敷きを入れて作業しましょう。

3 窓のふちの装飾や、動物などを描く【お子さんと】

窓から覗いている動物の姿、生えている草木など、自由に描きながら、お子様と一緒に楽しみましょう。

4 虹をつくる【お子さんと】

虹はダンボールの内側の小さい方のフタの部分をつかってつくります。先に形をくり抜いてから塗っても、その反対でもOKです。虹の色はお子さまの自由な発想で塗りましょう。

5 虹を固定して完成

窓のくり抜きであまったダンボールとガムテープで、虹を固定したら完成です。おうちのなかに、クッションを入れるなど、お子さまだけのオリジナル空間を創ってみてください。

ちょっとひと手間

飾りつけにマスキングテープもGOOD!

今回ご紹介したもの以外にも、カワイイ柄つきのマスキングテープを窓のふちなどに使用すると、また違った雰囲気を楽しめます。このほか蓄光シールなど、アイディア次第でさまざまにデコレートできます

フラッグガーランドのつくり方

フラッグガーランドは、折り紙とひもでつくります。写真のように折り紙を折って、ひもに引っ掛けてのりづけすれば完成です。 ホームパーティなどにも使えます。

上級編「とんがりやねの、おおきなおうち」

せっかく作るのであればちょっと変わった形にもチャレンジしてみませんか?
こちらは鉛筆のようにとがった屋根が特徴的な六角形のダンボールハウスです。存在感のあるシルエットとその大きさ(高さは「にじのおうち」の2倍以上!)に、お子さまも大喜びしてくれるはず。簡単にたためるので、使わないときは部屋の隅に寄せて片付けることもできます。

使用した材料
・ダンボール(750mm×560mm×509mm)2箱
※壁用と屋根用
使用した文房具
・ガムテープ
・カッター
・クレヨン
飾り付けに使用したもの
・クッション
・ぬいぐるみ
・フラッグガーランド

作り方

1 壁の部分を六角形に折る

ダンボールの箱のフタを伸ばします。底の部分になるフタは、折り曲がらないようにガムテープなどで固定しておきましょう。その状態で、図のように折り曲げて六角形にします。

2 扉をくり抜く

カッターなどで扉や窓をくり抜きます。扉は完全にくり抜いた後で、ガムテープなどを利用して、開閉できるように固定してください。くり抜くのは、六角形の広い面をオススメします。

3 窓をつくる

図のようにひとつの面いっぱいに窓を描きます。そして窓のガラスになる部分を四角くくり抜きます。その後、窓の開閉部分をつくるために折目の入ったところまで切り込みを入れれば、簡単に開閉できます。

4 屋根のパーツを切って組み合わせる

もうひとつのダンボールを使って屋根をつくっていきます。ダンボールのフタを伸ばした状態で、写真のように切り込みを入れて切り出します。側面4面のうち3面を使います。[(面積の小さい側面から2枚)×2、(面積の大きい側面から4枚)×1]三角形を同じ向きにしてガムテープで貼りあわせると、とんがり屋根になります。ガムテープが屋根の内側になるようにつくるのがコツです。

5 補強する

六角形は補強しないと安定しません。屋根のパーツをつくるときに余ったダンボールを、図のように差し込んで固定します。その際に固定する箇所に少し切り込みを入れ、差し込んだら内側から他の2箇所を含めガムテープで補強しましょう。

6 屋根を重ねて完成

屋根を上からかぶせましょう。屋根パーツのつなぎ目に切り込みを入れて、固定するために差し込んだダンボールの飛び出た部分にかませると、安定します。

ダンボールは遊びの幅が広がる魔法のような素材。男の子は秘密基地や乗りもの。女の子はドールハウス、お店など自分が主人公になって創造力をかきたてる夢いっぱいの空間をつくることができます。
 
親子で一緒につくった時間はお子さんにとって大切な思い出のひとつになることでしょう。
きずなCOMMUNICATION

皆様と明和地所グループの「つながり」、親と子の「絆」などをテーマにコンテンツやイベントを実施していきます。

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