「こんなとき、どうする?」~知って得する不動産コラム~

リフォームをする築年数の目安は?適切なタイミングを部位別に紹介 Vol.12

リフォームは最適なタイミングで行うことが大切です。リフォームを検討している方は、どのタイミングでどのような工事を行えばよいのかがわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、リフォームをする最適なタイミングを築年数・部位別にご紹介します。費用の目安も解説するため、予算を決める際も役立ちます。

リフォームは適切なタイミングで行うことが重要

リフォームは最適なタイミングでの実施が重要です。タイミングが遅すぎると、住宅の劣化が進んで修繕費用が高額になったり、安全性が低下したりする可能性があります。ここでは、リフォームの最適なタイミングはいつかを解説します。
 
リフォームのタイミングを判断するポイント
リフォームの最適なタイミングは、築年数や部位、目的などによって決まります。新築住宅の場合、住宅設備は築10~15年程度で劣化が進むため、住宅設備の交換などの小規模リフォームを考えることが必要になるでしょう。ある日突然故障して使えなくなり、日常生活に支障が出ることは避けたいですよね。年数が経ってきたら故障の前兆を見落とさないように心がけるか、寿命が近づいたら前もって交換することをおすすめします。築20〜30年程度になると、大規模リフォームやリノベーションの検討が必要になってきます。
 
部位ごとの目安については、外壁等について10〜15年周期でリフォームを行うのが望ましいです。戸建ては外壁・屋根の塗装、マンションやアパートは大規模修繕がそれにあたりますが、性能向上が目的のリフォームは、早めに行うことが重要です。また、子どもの成長や親の介護など、ライフスタイルの変化もリフォームのタイミングを判断する要因になります。
 
適切なタイミングでリフォームをしないとどうなる?
最適なタイミングでリフォームをせず、老朽化したまま放置すると劣化がますます進み、工事費用が高額になる可能性があります。例えば、外壁や屋根の劣化が進むと、雨漏りや外壁のひび割れなどのトラブルが発生する原因になります。
 
戸建ての場合、外壁のひび割れや雨漏りなどのトラブルを放置すると住宅に深刻なダメージを与えるため、修理やリフォームにかかる費用が高額になることがあるでしょう。カビやコケが発生して住宅の美観や快適性を損ねる原因にもなるため、最適な時期にリフォームをすることは極めて大切です。
 
マンションは建物の安全性や快適性を維持するために、定期的に大規模修繕工事を行う必要があります。大規模修繕を怠ると、給排水設備や電気設備の劣化により、火災や漏水などの事故が発生する可能性が高まります。さらに、雨漏りや断熱性の低下などで快適な住環境を維持できなくなり、資産価値が下落するおそれもあるでしょう。
 
また、ライフスタイルの変化に合わせてリフォームをしないと、住まいが使いにくくなったり、価値が下がったりする可能性があります。住宅の使い勝手や価値を高めるためにも、最適な時期にリフォームを行いましょう。
 

築年数ごとのリフォームのタイミング

築年数ごとにおすすめのリフォームは異なります。ここでは、築年数ごとのリフォームに適した時期を解説します。なお、この記事で紹介するリフォームの費用は工賃込みの価格の目安であり、実際にかかる費用は見積もりの取得が必要です。
 
築5〜10年
新築住宅でも、築5年を超え10年に近づくと住宅設備の劣化は進みます。特に、日頃使用頻度が高い水まわりの住宅設備は築10年近くなると劣化が目立ってくるため、ちょっとした不具合や、異音が発生する場合、買い替えや部品交換のタイミングです。
 
使用頻度にもよりますが、浴室やキッチンの水栓、ディスポーザー、ビルトイン食洗機などの耐用年数は、一般的に10年程度といわれています。もし、住宅設備に不具合や劣化が見られるようであれば、買い替えを検討しましょう。
 
フロアタイル、クッションフロア、畳などは汚れが目立たなければ、そのまま使い続けても問題ありません。しかし、掃除の際に汚れが落ちにくくなったり、畳がへたれたりしている場合は張り替えをおすすめします。
 
クッションフロアの張り替え費用の目安は、6畳程度の広さなら総額で約3~5万円前後です。フロアタイルは6畳で約6万円程度、畳を新調する費用は1畳につき約1〜3万5,000円程度です。
 
築5~10年程度であれば、住宅の構造や外観に大きな問題は発生していない可能性が高いですが、木造住宅はシロアリ防除を考えましょう。
 
築10〜15年
築10〜15年になると、水まわりの住宅設備の劣化が目立つようになる時期です。キッチンや浴室の住宅設備が故障したり、排水管が詰まったりする場合は、水まわりリフォームを考えましょう。水まわりリフォームの費用の目安は、トイレの全体交換だと20〜50万円程度です。トイレのメーカーや商品によって、最新の高性能なものやシンプルな機能のものなど価格はさまざまです。ご自身のライフスタイルと予算に合わせて検討することをおすすめします。
 
なお、戸建ての外壁や屋根の塗料の耐用年数は、一般的に10〜15年程度といわれています。そのため、築10〜15年になると塗料が劣化して、外壁や屋根の防水性や耐久性が低下する可能性があります。
 
外壁や屋根にひび割れや剥がれが発生する場合、塗り替えを検討するタイミングです。外壁外装や屋根のリフォームの中心費用帯は100~150万円程度ですが、使用する塗料の種類や業者によって大きく異なります。
 
雨漏りが発生する場合は、早めに修理を行いましょう。雨漏りを放置すると、木材が腐って構造が弱くなります。電気配線がショートして火災になることもあるため、雨漏りを放置するのは大変危険です。
 
マンションも築10〜15年になると外壁の塗り替えが必要になります。塗料の劣化で塗膜の性能が低下し、断熱性の低下や雨漏りなどのトラブルが発生する可能性があります。外壁の塗膜が剥がれ落ちると建物の美観を損なうだけでなく、落下物による事故の危険性もあるため、建物の安全性や快適性を維持するためにも、外壁の塗り替えが必要です。
 
築15〜20年
築15〜20年になると配管や基礎など目視できない箇所の劣化が進行し、大規模リフォームを考える時期です。配管の腐食や破損は、水漏れや水道代が高くなるなどのトラブルを引き起こす可能性があります。
 
基礎のひび割れや傾きは住宅の強度を低下させ、倒壊の危険性があります。木造住宅の場合は木材の劣化が進み、シロアリの被害を受けやすくなるため、シロアリ駆除が必要になることもあるでしょう。鉄筋コンクリート造りのマンションでも、1階の庭の植栽やベランダの植物などからシロアリが発生する可能性がありますので、シロアリを発見した場合は管理会社に連絡しましょう。
 
水まわりの劣化もさらに進行するため、ユニットバス交換やシステムキッチン交換など、水まわり全体のリフォームを検討してもよい時期です。また、ライフスタイルの変化等によりレイアウトを変えたり、使い勝手を良くしたいといった場合にも、築15〜20年はリフォームに適した時期です。
 
築15〜20年で水まわりのレイアウト変更等の大規模なリフォームを行うことで、住宅の価値の維持や向上につながります。さらに、住宅の安全性や快適性を向上させ、長く安心して住み続けられるようになります。
 
費用の目安は工事内容によって大きく異なるため一概にはいえませんが、一戸建ての場合、築年数15年だと約60~270万円程度、築年数20年だと約150~380万円程度です。
 
マンションの場合だと、システムキッチン交換は約80~200万円程度、ユニットバス交換は約90~230万円程度です。
 
築20〜30年
築20〜30年になると住宅の構造や外観に大きな問題が発生する可能性が高くなります。大規模なリフォームを考える時期であり、バリアフリー化など、間取り変更のリノベーションを検討してもよいでしょう。
 
戸建ての場合、長期優良住宅だと期待耐用年数は100年を超えるため、築20〜30年でリフォームやリノベーションを行うことで長年にわたって住み続けられます。住宅の寿命を延ばすためにも、リフォームやリノベーションは欠かせません。
 
大規模なリフォームやリノベーションは、住宅の価値を高める効果もあります。費用などを考慮して総合的に検討することが大切です。
 
一概にはいえませんが、リフォームだと800〜1,600万円、戸建ての建て替えだと、解体費や仮住まいの費用などを除くと、1,800〜4,500万円程度が平均的な費用で、建て替えのほうが費用は高めになります。ただ、間取りはリフォームよりも自由度の高い設計が可能で、築年数がリセットされるなどのメリットが得られます。
 

水まわりリフォームのタイミング

築年数が10~15年を超えると、水まわりリフォームを考えるタイミングになりますが、水まわりはキッチン、浴室、トイレ、洗面所の4つの部位で構成されます。ここでは、水まわりの各部位のリフォームに適した時期を解説します。
 
キッチンリフォーム
ビルトイン食洗機は10年程度が交換の目安ですが、レンジフードは10~15年程度での買い替えがおすすめです。10~15年にわたって使い続けていると、ファンの性能低下やフィルターの目詰まり、換気口の汚れによって、換気性能が低下する可能性があります。
 
ビルトインガスコンロやIHクッキングヒーターは、使用頻度や使用環境によって寿命は異なりますが、一般的に10〜15年程度が住設交換の目安とされています。ビルトインガスコンロは劣化するとホースや接続部分からガスが漏れることもあるため、安全のためにもリフォームを検討しましょう。
 
システムキッチン本体は、15~20年がリフォームの目安です。引き出しや扉の開閉がスムーズでなくなったり、がたつきが発生したりする場合や、しつこい汚れ、蛇口やシンク下などの水漏れが発生している場合は、交換をおすすめします。新しいものに買い替えることで、より快適で機能的なキッチンになります。キッチンの全体交換の場合、費用の目安は50〜100万円程度です。
 
浴室リフォーム
浴室では、シャワーヘッドの交換のタイミングは5~10年程度が目安です。水漏れやひび割れなどの劣化が目立ってきたら交換を検討しましょう。シャワーヘッド本体の価格は3,000~3万円程度です。
 
シャワーヘッドはシンプルな構造のものであれば数千円程度で購入できますが、マッサージ機能や手元止水機能などの付加機能が付いているものは高額になります。予算や必要な機能などを考慮して選びましょう。
 
ガス給湯器やエコキュートの交換は、一般的に10〜15年程度が目安とされています。内部の部品が劣化すると熱効率が悪くなり、お湯の温度が不安定になることがあります。
 
ガス給湯器が劣化するとガス漏れを起こすことがあり、放置すると大変危険なため、早めの交換をおすすめします。費用の目安は、ガス給湯器は15~40万円程度、エコキュートは40~70万円程度です。
 
浴室全体のリフォームの目安は、15〜20年程度といわれています。タイルや浴槽がひび割れたり、蛇口や換気扇に不具合が生じていたりする場合は、浴室全体の交換をおすすめします。浴室全体を交換する場合、費用の目安は50〜150万円程度です。
 
トイレリフォーム
便器のみの交換は5〜8年が目安です。便器自体は陶器製のため、ひび割れなどがなければ長年にわたって使用できます。ただし、温水洗浄便座は電気製品であるため、経年劣化によって部品が消耗したり、故障したりする可能性があります。
 
故障だけでなく、長年使っていると便器の表面に汚れが付着したり、カビやヌメリが発生したりして、衛生面で問題が生じる可能性もあるでしょう。トイレ本体に問題がなくても、汚れが気になる場合は便器のみの交換をおすすめします。便器のみの交換費用は、5〜10万円程度が目安です。
 
トイレ本体は、タンクや便器、水洗浄便座などで構成されています。内部の部品は10〜15年程度で劣化するため、交換が必要になります。
 
トイレを設置後10〜15年程度経過して、水圧が弱くなったり、水の出が悪くなったりした場合は、トイレ本体の交換がおすすめです。トイレの交換は、節水や快適性の向上などのメリットがあります。交換を検討する際には、これらのメリットも考慮するとよいでしょう。トイレの全体交換だと15〜50万円程度が費用の目安です。
 
洗面所リフォーム
洗面化粧台は10〜15年が交換の目安です。洗面ボウルにヒビが入ったり、キャビネットや鏡裏収納等の扉が壊れたりした場合は、洗面化粧台の交換をおすすめします。洗面化粧台の交換費用は、規模や工事内容によって異なりますが、10〜25万円程度が目安です。
 
予算に余裕があれば、洗面化粧台の交換と同時に洗面所の内装リフォームも検討するとよいでしょう。洗面化粧台を交換するだけでも洗面所の雰囲気は大きく変わりますが、洗面所の内装も併せてリフォームすることで、より一層美しい空間に生まれ変わります。
 
洗面所の内装リフォームでは、壁紙や床材の張り替え、照明の交換、収納の増設、換気の改善などを行います。調湿機能のある壁材を使って、除湿対策をすることも可能です。洗面所の雰囲気が向上するだけでなく、収納スペースが増えて便利になったり、快適性が向上したりするなどのメリットが得られます。費用の目安は20~50万円以上で、工事内容によってさまざまです。
 

外壁・屋根リフォームのタイミング

戸建て等の外壁と屋根は、10〜15年周期で塗り直しを行うのが基本です。外壁と屋根は同時にリフォームするのが望ましく、費用が割安になるなどのメリットが得られます。ここでは、外壁・屋根リフォームのタイミングを詳しく解説します。
 
外壁リフォーム
外壁リフォームは10〜15年周期で塗り直しを行うのが一般的です。外壁の塗料は、紫外線や雨風などの影響によって劣化していきます。塗り直しをせずに放置すると、塗装が剥がれて雨漏りが発生したり、ひび割れや欠けが生じて外壁が劣化したりします。
 
外壁塗装は外壁を保護し、美観を保つために重要な役割を果たすため、10〜15年を目安に塗り直しを行うことが大切です。
 
外壁塗装の塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料があります。塗料の種類によって耐久性や機能性が異なるため、周囲の環境や目的、費用などに合わせて選びましょう。
 
外壁塗装の費用の目安は60~180万円程度で、建物の規模や工事方法、使用する塗料の種類などによって大きく異なります。
 
なお、外壁リフォームと屋根リフォームは同時に行うのがおすすめです。同時に行うと足場を共用できるため、費用がお得になります。工事期間も短縮でき、外観の統一感を図れるなどのメリットが得られます。
 
マンションの場合は大規模修繕工事の際に外壁工事を行うのが一般的です。外壁の塗膜の耐用年数は10~12年程度であるため、13~14年周期で行うのが望ましいでしょう。
 
屋根リフォーム
戸建ての場合、屋根リフォームも外壁と同様に、10〜15年周期で塗り直しを行うのが一般的です。ただし、雨漏りが発生したり、色褪せやひび割れなどの劣化が進行していたりする場合は、10〜15年を経過していなくても塗り直しが必要になる場合があります。防水機能を維持するためにも、早めの塗り替えが大切です。
 
屋根材を交換する葺き替え(ふきかえ)は、20年が目安といわれています。ただし、屋根材の種類によって葺き替えのタイミングは異なります。例えば、セメント瓦や和瓦は20~60年程度、スレートは10~35年程度、ガルバリウム鋼板は20~40年程度、トタンは6~20年程度が目安です。
 
費用は建物の規模や塗料の種類、屋根材の種類によって異なります。塗り替えは50〜60万円程度、葺き替えは150〜300万円程度が目安です。
 
なお、屋根の状態は目視では確認できないため、外壁リフォームをする際に屋根の状態も確認してもらうとよいでしょう。なるべく屋根リフォームと外壁リフォームは同時に行うことをおすすめします。
 

内装リフォームのタイミング

クッションフロアやフロアタイルは、経年劣化で色褪せやシミ、剥がれなどが目立つようになるため、5~10年程度で張り替えるのが一般的です。和室の畳は経年劣化によって、畳表が破れたり畳床がへこんだりします。10~15年程度で新調するのが一般的です。
 
壁紙やクロスの貼り替えは、10〜15年前後が目安とされています。ただし、見た目を綺麗にしたい場合は、黒ずみなどの汚れが目立ってきたときに貼り替えを検討してもよいでしょう。汚れが目立つと見た目が悪くなるだけでなく、ホコリやカビなどの原因にもなります。
 
壁紙やクロスの貼り替えは、住まいの印象を大きく変えられるため、リフォームの定番メニューです。DIYに精通していれば自分で貼り替えることも可能ですが、失敗を防いで見栄えよく綺麗に貼りたい場合は業者に依頼しましょう。費用は下地の状態や壁紙の種類などによって変動しますが、6畳で約4~5万円程度が目安です。
 

目的によるリフォームのタイミング

省エネ性など住宅性能を高めたいときは、性能向上リフォームのタイミングです。ライフスタイルの変化に住まいを対応させたいときも、リフォームのタイミングになります。ここでは、目的によるリフォームのタイミングを解説します。
 
性能向上リフォーム
性能向上リフォームは、省エネ性やバリアフリー性など、住宅性能を高めたいときがリフォームのタイミングです。性能向上リフォームには、省エネリフォームやバリアフリーリフォームなどがあります。
 
冷暖房費を節約したいときや、断熱性能を高めて快適に暮らしたいときは、省エネリフォームのタイミングです。省エネリフォームをすると、窓や壁、床などの断熱性能が高まり、冷暖房の効率がよくなることで省エネにつながります。
 
省エネリフォームは補助金制度を利用でき、高断熱窓や高効率給湯器などを設置する省エネ改修を行うと、工事内容に応じて補助金が支給されます。
 
親の介護などで住まいのバリアフリー性を高めたいときは、バリアフリーリフォームのタイミングです。バリアフリーリフォームとは、高齢者や障がい者が安全に暮らせるよう、住まいの段差や狭い通路、滑りやすい床などを解消するリフォームです。
 
バリアフリーリフォームも自治体の補助金や住宅ローン控除、固定資産税の減額、介護保険などで工事費用を抑えられます。
 
ライフスタイルの変化に対応させるためのリフォーム
子どもが増えたとき、または独立して減ったときなど、家族構成が変化したときもリフォームのタイミングといえるでしょう。家族構成が変わると、住まいの使い勝手が大きく変化します。例えば、子どもが増えた場合は、子ども部屋や収納スペースを増やす必要が出てくるでしょう。また、介護が必要な親と同居するようになった場合はバリアフリー化を進める必要が出てきます。
 
子どもが成長して思春期になると専用の個室が欲しくなりますし、子どもが独立すると子ども部屋が不要になります。リフォームをして、家族構成やライフスタイルの変化に対応した住まいにすることで、より快適な暮らしの実現が可能です。
 
なお、ライフスタイルの変化に対応させるためのリフォームは、将来を見据えて計画を立てることが大切になってきます。ライフスタイルは、結婚・出産・子育て・定年退職など、人生の節目ごとに大きく変化します。
 
このようなライフスタイルの変化に対応させるには、将来のライフスタイルを予測し、それに合ったリフォームを計画することが重要です。
 

リフォームを成功させるポイント

リフォームを成功させるには、リフォームの目的を明確にし、予算を決めることが重要なポイントです。目的が明確になっていないとリフォームの方向性が定まらず、失敗につながる可能性があります。目的を明確にしたうえで予算を決めておくことで、無理のない計画を立てられます。
 
目的に応じて、信頼できるリフォーム会社を選ぶことも大切です。リフォーム会社によって得意分野が異なります。マンションリノベーションが目的であれば、中古マンションや賃貸アパートのリノベーションの実績が豊富な会社を選ぶと安心です。
 
小規模リフォームは工務店が得意としていることが多く、マンションはリフォーム・リノベーション部門のあるデベロッパーだと安心して任せられます。複数の会社から見積もりを取得して比較検討し、信頼できる会社に依頼しましょう。
 

築年数に応じて適切なタイミングでリフォームを行いましょう

リフォームをする築年数は、水まわりや内装、外壁・屋根リフォームは築10~15年程度が目安です。築20〜30年になると、全体的な大規模なリフォームやリノベーションを検討する必要があります。適切なタイミングでリフォームやリノベーションを行うことで、住宅の寿命を延ばすことができ価値も向上するでしょう。
 
住宅性能を高めたいときや家族構成が変化したときもリフォームを検討するタイミングになるでしょう。
 
明和地所では、住まいの築年数に応じたリフォーム・リノベーションを行っています。また、お客様のご要望を実現できるリフォームプランのご提案も可能です。新築、仲介、賃貸、リフォーム、リノベーションなど不動産に関することは、お気軽にご相談ください。

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