想/匠

マンションを毎日磨く人。 Vol.15

「レジダンス・マネージャー」という人をご存知ですか。

クリオマンションには、平日「レジダンス・マネージャー」が常駐しています。「管理人さん」と言えば、馴染みがあるかとは思いますが、その仕事ぶりは想像を超えているかもしれません。
写真のやとさん(愛称)は、レジダンス・マネージャーのひとり。彼の1日の仕事を見てみましょう。
出勤は、朝9時前です。制服に着替えて、エントランスやロビー、駐輪・駐車場、植栽など外周りの清掃から1日がはじまります。それから、館内の清掃に。まずは、手すりや、共用廊下に面している各住戸周りを念入りに拭き掃除。これを、最上階の7階から順に全フロア行います。昼休みをはさんで、午後は床の掃き清掃です。やはり館内を上から下まで、全フロア。排水口やエレベータのマットなどもきれいにします。その後、エントランスやロビーのガラスをクリーナーで磨いて。風の強い日は枯れ葉などが飛んでくるので、もういちど外周りを掃き掃除します。夕方が近づくと、植栽に水やり。駐輪場の整頓、ゴミ置き場の清掃もします。これを欠かさず毎日。夏でも冬でも額に汗をかいて、やとさんは17時に勤務を終えます。

マンションの価値を、いつまでも維持していくための存在として。

やとさんが、このマンションで勤務しはじめて2年半。内装工事関連の会社勤めを経て、この仕事に就きました。レジダンス・マネージャーは、ご入居のみなさまをサポートして、マンションをきれいに保っていく人です。「もともと、身の回りが散らかっていると落ち着かない性分の私には、ぴったりの仕事でした。マンションは、購入してから長く住む場所です。きれいに使えば使うほど、価値を保っていくことができる。それだけに、とても意義のある仕事だと思っています」。
忙しい中でも、ご入居のみなさまとのふれあいを大切にしている、やとさん。学校から帰ってきた子どもたちと、「ただいま!」「おかえり!」とやり取りしたり、「暑いからムリしないでね」なんて声をかけられることも。「決して表に出るような仕事ではありませんが、安心して管理を任せられる。そういう存在になりたいと思っています」。
レジダンス・マネージャーは、それぞれが、今日も建物をていねいに磨いています。ご入居のみなさまの住まいという資産を守るために。
 
※上記の事例は、すべてのマンションに共通する勤務体系ではありません。

(2014年8月掲載)
きずなCOMMUNICATION

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