本音で語る!住まいのはなし

2019.10.04

先人の体験談から学ぶ!マンション購入で後悔しないための選び方とは?

マンション購入で「後悔しているところ」がある人は約4割!

せっかくマンションを購入するのであれば、自分にとってベストな物件を選びたいところ。しかし、実際に住み始めると「ここは〇〇だったらよかったのに…」というポイントが見つかりがちなものです。マンションを購入して居住中の人に、「後悔しているところ」があるか聞いてみました。
いざ新しい生活が始まると、ギャップを感じるケースも少なからずあるようです

その結果、マンション購入者の39%が「後悔しているところがある」と回答。実際の物件やモデルルームを見学し、熟考した上で購入しても、理想にピッタリな物件を購入することはなかなか難しいのかもしれません。

「後悔していない」と回答した購入者はどんな暮らしをしている?

「住んでよかった」と思えるマンションを選びたいものです

一方で、マンション購入者の約6割の人が「後悔しているところはない」と回答しています。満足度の高いマンションを購入できた人は、どのような生活をしているのでしょうか? 生の声を紹介しましょう。
 
・「マンションの立地、周辺環境ともに満足している。マンションのまわりにはスーパーが多く、病院も近くにある。公園がたくさんあり、春になると桜が満開になるため、お花見を楽しめる」(56歳女性/会社員/東京都/中古マンション)
 
・「周辺の治安は悪くないし、近所の人たちが親切で優しい。騒音もない。いろいろな店が近くにあるので買い物も便利。公共交通機関は電車に加え、バスも徒歩2分ぐらいの距離に停留所があり、運行本数も多い」(29歳女性/短期社員・派遣社員/熊本県/中古マンション)
 
・「3人暮らしにしてはとても広く、子どもが大きくなっても子ども部屋を設けるゆとりがある。キッチンも2人なら余裕で立てるくらいのスペースがあり、収納も充実。希望していた条件も満たしている。立地も、スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストアなどが歩いて数分のところにあり、とても便利な場所。後悔はしていない」(32歳女性/会社員/神奈川県/新築マンション)
 
・「きれい、広い。駅やスーパーが近い。食洗機も設置し、家事に余裕もできた。大型ショッピングモールやホームセンターも近くにあり、映画を観たり、ジムに通ったり、DIYしたり、家の近くにある店だけでもいろいろ楽しめる。狭かった家のときは常に片付けていないといけなかったので、マンションを買って広くなり、心に余裕もできた。夫婦喧嘩が減った」(29歳女性/会社員/福岡県/新築マンション)
 
マンションを立地で選ぶ人は多いと思いますが、実際に暮らしてみることで、利便性や街の雰囲気を体感し、「このマンションを選んでよかった」と再認識するケースが多いようです。
また、建物の間取りやスペックに関しては、十分な広さや収納スペースを確保できていることや、購入時にこだわったポイントを満たしていることが、住んでからの満足度を左右するようです。

「後悔しているところがある」、その理由は?

マンション購入で後悔している部分は人それぞれ違います

では、マンションを購入して「後悔しているところがある」と回答した人は、何に後悔しているのでしょうか。そこにはさまざまな理由がありました。
■立地
・「駅に近いが、道路の音が気になる」(41歳男性/会社員/埼玉県/新築マンション)
 
・「周りに何もないため買い物が不便。バス停まで歩くし、土・日曜、祝日は運行本数が少ない。自動車を利用するにも駐車場代が高く、駐車場まで距離がある」(44歳女性/短期社員・派遣社員/神奈川県/新築マンション)
 
・「都心から離れていて、地下鉄は通っていないし、バスの本数が少ない。最終のバスの時間が早いから、帰りが遅くなるとどうしてもタクシーを使うことになる。しかもタクシーもあまり通らない」(43歳女性/専業主婦/愛知県/中古マンション)
 
・「少し駅から距離がある。また、2階なので周辺環境が変わると日当たりが悪くなる」(31歳女性/会社員/大阪府/中古マンション)
 
・「西向きなので夏場はサウナ状態になる。購入時にも気になったが、これほどとは思わなかった」(33歳女性/自営業/東京都/新築マンション)
 
■入居者
・「入居したときは同じ年代のご近所さんが多く、とても静かだったが、入居者が若年化するに従い、大声で話すなど、モラルの低下が気になるように」(38歳男性/会社員/長崎県/新築マンション)
 
・「田舎なので近所付き合いが面倒くさい」(43歳女性/専業主婦/愛知県/中古マンション)
 
■維持コスト
・「共用施設が多く、ミーティングルームのような維持コストが比較的かからないものはよいとして、温泉設備やトレーニングジム、それに付随する各設備の傷みが思いのほか早い。すでにメンテナンスなど管理費以外の出費がかさんでしまっている。共用施設を存続するかどうかなど、総会でモメないかと気が気でない」(44歳男性/会社員/北海道/新築マンション)
 
・「マンション外装の塗り替え費用が、修繕積立費用だけではまかなえなかった。そのほかにも排水管のメンテナンスなど、当初の予算にはなかったランニングコストがかかり、住宅ローン以外の金額が大きく負担になった」(42歳男性/自営業/東京都/中古マンション)
 
■設備・間取り
・「水まわりのみリフォームしたが、フルリフォームをすればよかった。昔ながらの間取りで使い勝手が悪い」(33歳女性/専業主婦/福岡県/中古マンション)
 
・「間取りをもう少し考えて購入すべきだった。子どもが複数いることを想像して部屋数が多い間取りにしたものの、1人っ子になりそうで必要なかった」(36歳女性/会社員/東京都/新築マンション)
 
・「中古で購入したが、バリアフリーになっていないことなど当時は気にもしなかった。いざ住むと不便に感じる」(42歳女性/会社員/岐阜県/中古マンション)
最も多く挙がったのが、マンションの立地について。駅から近いほど便利な反面、人や車の行き来が多く、騒音に悩まされる恐れがあります。自身や家族のライフスタイルに合わせた物件選びが大切といえそうです。
 
マンション内の共用施設や間取りなどの設備面、修繕積立金などについても、忘れずに確認しておきたいところ。共用施設が充実していることは大きな魅力ですが、豪華であればあるほど、維持・管理費用がかかります。
また、修繕積立金は、新築時には抑えた価格で設定されがちですが、足りなければ大規模修繕などのタイミングで追加徴収される可能性も…。目先の費用負担だけではなく、先々まで見据えたランニングコストを知っておくと、安心して購入できるでしょう。

マンション購入者がすすめる「買う前にすべきこと」とは?

住んでから「こんなはずじゃなかった」という事態にならないためにも、ポイントを押さえておきましょう

後悔のないマンション選びをするために、私たちは何をすればよいのでしょうか。マンション購入者に聞いた「“買う前にこれだけはやっておいて損はない!”と思うこと」を紹介します。
■優先順位をつける
・「一番大きなニーズに沿ってマンションを探す方法が一番シンプルでわかりやすい反面、一つの特徴にこだわりすぎると、ほかの優先すべき特徴に考えが及ばなくなってしまう。その結果、不動産担当者との交渉に迷いが生じ、決断がしづらくなる。ポイントを書き出す作業を繰り返し、そこから家族でじっくりとすり合わせていく作業が大切」(34歳男性/会社員/北海道/新築マンション)
 
■立地をチェックする
・「バスは十分な本数があるか、学校や銀行、スーパーまでどのくらい歩くかなどチェックが必要」(44歳女性/短期社員・派遣社員/神奈川県/新築マンション)
 
・「周辺の学校の評判や、病院の有無を調べておく」(46歳女性/会社員/東京都/中古マンション)
 
・「立地が良くなければ、いくら建物が良くても生活しづらいと感じてしまいがち。近くにある公共施設なども調べておくといいかもしれない」(34歳女性/会社員/神奈川県/新築マンション)
 
・「マンション周辺の開発計画などを知っておくと、後からがっかりしなくてよい」(47歳男性/会社員/福岡県/中古マンション)
 
■入居者を見極める
・「永住目的で購入する人が多いかどうか、チェックすることが必要。またオーナーが借家として貸す場合、人の出入りが頻繁になりがちで、落ち着いた環境にならない」(37歳男性/会社員/長崎県/新築マンション)
 
■中古物件はリフォームを想定して選ぶ
・「中古マンションをリフォームして住む場合は、間取りをよく考えて業者と打ち合わせをしたほうがよい。多少コストがかかっても、好みの間取りや内装にすべき。住んでからでは遅く、リフォームをしようにも家具の移動など大掛かりになって大変」(28歳女性/専業主婦/福岡県/中古マンション)
 
・「中古物件を買う場合は、リフォームをしたほうがよいと思う。リフォーム費用が思いのほかかかる場合があるため、その点も考慮した価格で比較検討したほうがよい」(29歳女性/会社員/埼玉県/新築マンション)
 
・「安くても古いマンションは、管理費や修繕積立金などランニングコストの注意が必要」(52歳男性/自営業/東京都/中古マンション)
 
■自治体の情報を確認する
・「購入する地域の自治体の補助金などがあるかどうか。不動産屋さんも知らないことがある」(31歳女性/会社員/大阪府/中古マンション)
マンションを購入するにあたって大切なのが、条件の優先順位を整理し、住みたいマンション像を明確にすること。その際には、同居する家族と意見をすり合わせる作業も欠かせません。
「マンション購入で後悔しているところ」でも多く挙がった立地については、現在の状況だけでなく、再開発計画など今後の展望も含めて知っておけば、環境の変化に戸惑うことは少ないでしょう。
 
中古マンションを購入する際には、リフォーム費用のほか、管理費や修繕積立金などのシミュレーションも忘れずに。リフォーム費用を含めても新築マンションを購入するよりもお得なのか、どこまでリフォームするのか、管理費や修繕積立金はどのように変化していくのかなど、購入前に算段をつけておくと不安が軽減できそうです。

まとめ

今回のアンケート調査により、マンション購入後の満足度を左右するのは、立地やランニングコスト、間取りや設備、そしてそこに住む人々とどのように関わっていくかが重要であることがわかります。そして、それらの条件のうち何を優先すべきなのか、マンションを購入する前に整理し、家族と意見のすり合わせをすることも大切です。
マンション購入を検討しているみなさんは、この記事を参考に、後悔のないマンション購入を目指してみてはいかがでしょうか。
アンケート概要
調査地域:全国・
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2019年9月5日~9日
有効回答数:100サンプル
 
※本文中の画像素材はすべてPIXTAより

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