しりとりキッチン

しっかり味が染み込んだ
手羽中とかぶのオイスター煮 Vol.71

  • 調理時間/25分※3人分
  • カロリー/233.0kcal※1人分 ※手羽中は手羽先で算出しました。 ※かぶは中1個、根100g、葉100gで算出しました。
  • 塩分/1.6g※1人分 ※手羽中は手羽先で算出しました。 ※かぶは中1個、根100g、葉100gで算出しました。

味が染み込んだトロッと柔らかいかぶの食感が楽しめる一品。手羽中のうま味とオイスターソースの風味が食欲をそそります。

今回のしりとり食材

手羽中


鶏の翼の部分にあたる「手羽先」から、羽の先端部分を除いた部位です。運動量の多い部位で、引き締まった肉質と凝縮した旨みを持っています。手羽中を半分にカットしたものを「手羽中ハーフ」や「鶏スペアリブ」と呼ぶこともあります。

■しりとり食材とは
前回のレシピからピックアップした食材をしりとり形式で美味しくつなぎます。

材料 2人分

手羽中・・・300g(15~16本)
かぶ・・・2個
水・・・200ml
しょうが・・・チューブ小さじ1
【A】酒・・・大さじ1
【A】みりん・・・大さじ1  
【A】オイスターソース・・・大さじ2
ごま油・・・大さじ1 

作り方

材料の下準備をする

かぶは水でよく洗って実と葉に切り分け、実の部分は皮をむいてくし形切りにする。

かぶの葉をゆでる

葉の部分は、塩少々(分量外)を入れた熱湯でさっとゆで、水気を絞って食べやすい大きさに切る。

フライパンで焼く

フライパンにごま油を入れて中火で熱し、手羽中を皮目から入れ、あまり動かさずにじっくりと焼く。しっかりと焼き色が付いたら上下を返し、弱火でさらに2~3分焼く。

材料を入れ軽く煮る

【3に水、しょうがを加えて煮立ったら【A】、かぶの実の部分を加え、蓋をして中火で5分ほど煮る。

仕上げをする

蓋を外して、煮汁にとろみが付くまで強めの中火で煮詰める。とろみが付いたら器に盛り付け、【2のかぶの葉を添える。

 

この料理の3つのポイント

  1. POINT 1

    かぶは丸ごと使って栄養と彩りをプラス

    かぶは、実だけでなく葉にもカロテンやビタミンB、C、カルシウムなどの栄養が含まれているため、捨てずに食べるのがおすすめです。

  2. POINT 2

    手羽中の臭みを除いて食べやすく

    煮汁にしょうがを加えることで、肉の臭みを取ることができます。

  3. POINT 1

    煮汁にとろみが付くまで煮詰めるのがポイント

    最後に強めの中火で煮詰めて、食材に味をしっかり染み込ませます。

次回のしりとり食材

かぶ


春の七草の「すずな」としても知られる野菜で、実の部分にはカリウムやビタミンC、食物繊維、消化酵素のアミラーゼなどを含んでおり、胃の消化に吸収を助ける働きがあります。特に葉の部分は栄養価が高く、ビタミンCのほか、βカロテン、カルシウムが豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります。
次回もお楽しみに!

講師プロフィール 楠みどり

野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。
今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。
・2008年 野菜ソムリエ(中級)取得
・2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業
・2017年 幼児食インストラクター取得
 

しりとりキッチンとは

今日残った食材を、明日おいしくいただける一皿に。
アイデアレシピで次々つながる「しりとりキッチン」。
ムダもへらせてお財布にもやさしいメニューをご紹介します。

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