しりとりキッチン

辛味で暑さを吹き飛ばそう!
ニラたっぷり!和風麻婆豆腐 Vol.67

  • 調理時間/15分※2人分
  • カロリー/352.5kcal※1人分
  • 塩分/2.45g※1人分

ニラを加えてスタミナアップした醤油ベースであっさりとした味わいの和風麻婆豆腐です。ニラとごま油の風味がよくご飯がすすみます。輪切り唐辛子やラー油で辛さを調整できるので、お好みの辛さで召し上がっていただけます。

今回のしりとり食材

豚ひき肉


豚ひき肉には、肩肉やすね肉の部位がよく使用されます。牛や鶏と比べて脂が多くジューシーでコクのある味わいが特徴で、中華料理との相性が良いと言われています。栄養価はたんぱく質、ビタミンB1が豊富に含まれており、疲労回復を助ける働きがあります。

■しりとり食材とは
前回のレシピからピックアップした食材をしりとり形式で美味しくつなぎます。

材料 2人分

豚ひき肉・・・100g 
ニラ・・・1/2束 
豆腐・・・300g (木綿・絹どちらでも可)
しょうが・・・チューブ小さじ1
にんにく・・・チューブ小さじ1
長ねぎ・・・5cm
輪切り唐辛子・・・少々 
ごま油・・・大さじ1 
【A】酒・・・大さじ2 
【A】みりん ・・・大さじ2 
【A】醤油・・・大さじ1と1/2
和風顆粒だしの素・・・2g
水・・・200ml 
【B】片栗粉・・・大さじ1/2
【B】・・・大さじ1 
ラー油・・・適宜 

作り方

材料の下準備をする

豆腐はペーパータオルで包み、5分ほどおいて水気を切り、さいの目切りにする。 ニラは1cm幅程度に切る。 長ねぎはみじん切りにする。

材料を炒める

フライパンにごま油を中火で熱し、豚ひき肉を入れて炒める。しょうが、にんにく、長ねぎ、輪切り唐辛子を加え、ひき肉をほぐしながら炒める。

調味料を加える

肉の色が変わったら、【A】を加えて1分ほど加熱する。

軽く煮立たせて材料を加える

水、和風顆粒だしの素を加え、煮立ってきたら豆腐を入れる。弱めの中火で3分ほど煮てニラを加える。

仕上げをする

弱火にして【B】を合わせた水溶き片栗粉を回し入れ、軽く混ぜながら沸々とするまで煮る。とろみが付いたら火を止め、器に盛り付ける。お好みでラー油を回しかける。

この料理の3つのポイント

  1. POINT 1

    ニラの彩りとシャキシャキ感を活かして

    ニラは栄養価の高いスタミナ野菜なので、夏バテしやすい季節にぴったり。火が通りやすいので最後に加えます。

  2. POINT 2

    豆腐の種類は食感のお好みで選んで

    木綿豆腐だと食べ応えのある仕上がりに、絹豆腐だとなめらかな歯ざわりが楽しめます。

  3. POINT 1

    とろみ付けは火加減に気を付けて

    水溶き片栗粉は火が強いとダマになりやすいので、弱火にしてから加えてください。

次回のしりとり食材

ニラ


古くから漢方薬としても使用されてきた、スタミナ野菜の代名詞的存在です。ビタミンB1の吸収率をアップさせるアリシンだけでなく、強い抗酸化作用を持つβカロテン、カリウム、ビタミンKなどを含む栄養の宝庫です。
次回もお楽しみに!

講師プロフィール 楠みどり

野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。
今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。
・2008年 野菜ソムリエ(中級)取得
・2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業
・2017年 幼児食インストラクター取得
 

しりとりキッチンとは

今日残った食材を、明日おいしくいただける一皿に。
アイデアレシピで次々つながる「しりとりキッチン」。
ムダもへらせてお財布にもやさしいメニューをご紹介します。

  1. Vol.066

  2. Vol.067

  3. Vol.068

PAGE TOP