
豆板醤の後引く味わい
小松菜と春雨のピリ辛担々スープ Vol.62

- 調理時間/20分※2人分
- カロリー/251kcal※1人分
- 塩分/2.3※1人分
一杯で食べごたえ十分な、ピリ辛でコク深い具だくさんのおかずスープ。春雨や豆乳を使っているのでヘルシーにいただけます。

今回のしりとり食材
小松菜
1年を通して収穫されますが、本来の旬は秋から冬です。寒さに強く、霜にあたると葉肉が厚くやわらかくなり甘みが増します。カルシウムやビタミンKのほか、疲労回復や免疫力を高めるβ-カロテン・ビタミンCも多く含む栄養豊富な野菜です。
前回のレシピからピックアップした食材をしりとり形式で美味しくつなぎます。
材料 2人分

緑豆春雨・・・30g
豚ひき肉 ・・・30g
【A】豆板醤・・・小さじ1/2
【A】おろししょうが(チューブ) ・・・1cm程度
水・・・250ml
【B】味噌 ・・・大さじ1
【B】めんつゆ(3倍濃縮) ・・・小さじ1
【B】砂糖・・・小さじ1
【B】鶏がらスープの素(顆粒) ・・・小さじ1
無調整豆乳または牛乳・・・200ml
すりごま(白) ・・・大さじ2
ラー油・・・適量
作り方

材料の下準備をする
小松菜を水で洗い、3cm長さ程度に切る。

材料を炒める
フライパンにごま油少々(分量外)をひいて中火で熱し、豚ひき肉をほぐしながら炒める。肉の色が変わったら、【A】を加えて肉になじませるように炒める。

小松菜を加える
【2】に小松菜を加え、さっと炒め合わせる。水を加え、煮立ったら【B】を加える。

材料を煮る
【3】が煮立ったら緑豆春雨を加え、やや弱めの中火にして春雨が柔らかくなるまで2~3分煮る。

仕上げをする
【4】に無調整豆乳または牛乳を加え、沸騰する前に火を止め、すりごま(白)を加えて全体を混ぜ合わせる。 器に盛り付け、ラー油を数滴たらす。
この料理の3つのポイント
-
スープには緑豆春雨がおすすめ
普通の春雨は水分を吸い込みやすく煮崩れしやすいため、煮込んでも溶けにくい緑豆春雨を使用しています。
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辛さはお好みで調整可能
お子さまから大人まで楽しめるよう、豆板醤やラー油の量はお好みで加減してください。
-
豆乳の加熱しすぎに注意
豆乳や牛乳は沸騰させるとたんぱく質が分離するので、沸騰する前に火を止めるとまろやかに仕上がります。

次回のしりとり食材
春雨
春雨はエンドウ豆や緑豆、じゃがいも(ばれいしょ)などのでんぷんを主原料として加工した麺類です。低カロリーなダイエット食品としても知られています。炭水化物のほか、マグネシウムやカルシウム、カリウムといったミネラルを含んでいます。

講師プロフィール 楠みどり
今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。
・2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業
・2017年 幼児食インストラクター取得
しりとりキッチンとは
今日残った食材を、明日おいしくいただける一皿に。
アイデアレシピで次々つながる「しりとりキッチン」。
ムダもへらせてお財布にもやさしいメニューをご紹介します。
今日から取り入れたくなるような、暮らしを素敵に彩るアイデアをご紹介。いつもの毎日にちょっとしたワクワクを。