しりとりキッチン

じゃがいもがホクホク
ルウ不使用!ほうれん草とホタテのクリームシチュー Vol.60

  • 調理時間/25分※2人分
  • カロリー/423kcal※1人分
  • 塩分/2.0g※1人分

薄力粉、牛乳、バターを使って作るクリームシチューです。あっさりとした味わいの中にもホタテのうま味が感じられ、体が温まる冬にぴったりの一品です。

今回のしりとり食材

ほうれん草


代表的な緑黄色野菜で、β-カロテン、ビタミンE、鉄分などを含み、緑黄色野菜の中でもとくに栄養価の高い種類です。収穫前に寒気にあてる“寒じめ”をした「ちぢみほうれん草」は、甘みが増し葉も肉厚になります。

 
■しりとり食材とは
前回のレシピからピックアップした食材をしりとり形式で美味しくつなぎます。

材料 2人分

ほうれん草・・・2株(約80g)
ベビーホタテ(ボイル)・・・100g 
じゃがいも・・・1個  
玉ねぎ・・・1/2個
サラダ油・・・大さじ1
薄力粉・・・大さじ3
バター(有塩)・・・10g
牛乳・・・400ml
【A】水 100ml   
【A】顆粒コンソメ 小さじ2 
塩、こしょう 各少々 

※冷凍のベビーホタテを使う場合は事前に解凍しておいてください。 

作り方

材料の下準備をする

ほうれん草は5cm長さ程度のざく切りにする。じゃがいもは皮をむいてひと口大に切る。玉ねぎは1cm幅程度に切る。

ほうれん草を水にさらす

ほうれん草は5分ほど水にさらしてあくを抜き、水気を切る。

材料を炒める

鍋にサラダ油を中火で熱し、じゃがいも、玉ねぎを入れて炒める。

薄力粉とバターを加える

玉ねぎが透き通ってきたら、薄力粉をふりかけて全体にまぶし、バターを加えて弱火で炒め合わせる。

牛乳などを入れ煮込む

牛乳を2~3回に分けて注ぎ入れ、都度木べらなどで全体をしっかりと混ぜながら煮る。【A】を加えて蓋をし、じゃがいもがやわらかくなるまで弱火で5分ほど煮る。

仕上げをする

ベビーホタテ、ほうれん草を加えてひと煮立ちさせたら塩、こしょうで味を調え、器に盛り付ける。

この料理の3つのポイント

  1. POINT 1

    ほうれん草は別ゆで不要

    切ったほうれん草は水にさらしておくと、アク抜きができます。調理の最後に加えてさっと加熱するだけでOKです。

  2. POINT 2

    じゃがいもはやや小さめのひと口大に

    やや小さめに切ることで火が通りやすく時短に。ベビーホタテと同じ程度の大きさにすることで食べやすくなります。

  3. POINT 1

    牛乳は2~3回に分けて加えて

    牛乳は一気に入れるとダマになりやすいので、都度混ぜながら分けて加えることでなめらかな口当たりに仕上がります。

次回のしりとり食材

ホタテ


北海道~東北地方の沿岸部が主な産地。高タンパク低脂質でタウリンやグリシン、うま味成分のグルタミン酸・アスパラギン酸などを豊富に含みます。ベビーホタテは養殖の過程で間引いた、サイズの小さな稚貝です。



次回もお楽しみに!

講師プロフィール 楠みどり

野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。
今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。
・2008年 野菜ソムリエ(中級)取得
・2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業
・2017年 幼児食インストラクター取得
 

しりとりキッチンとは

今日残った食材を、明日おいしくいただける一皿に。
アイデアレシピで次々つながる「しりとりキッチン」。
ムダもへらせてお財布にもやさしいメニューをご紹介します。

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