しりとりキッチン

半熟卵で包んだ
鶏ささみとえのきの親子丼 Vol.58

  • 調理時間/15分※2人分
  • カロリー/500kcal※1人分
  • 塩分/2.8g※1人分

半熟に仕上げた卵のとろっと感がたまらない親子丼です。味付けにめんつゆを使うため、どなたでも手軽に作ることができます。鶏ささみとえのきでヘルシーかつ食べごたえのある一品です。

今回のしりとり食材

鶏ささみ


鶏ささみはむね肉の一部で、笹の葉のような形からその名がついたと言われています。鶏肉の中でも非常に高たんぱく・低脂質な部位で、あっさりした味わいからコクのあるチーズなどと相性の良い食材です。

 
■しりとり食材とは
前回のレシピからピックアップした食材をしりとり形式で美味しくつなぎます。

材料 2人分

鶏ささみ・・・2本(約100g)
えのき・・・1/2袋
玉ねぎ・・・1/4個  
卵・・・2個  
【A】めんつゆ(3倍濃縮) 50ml  
【A】水 100ml
温かいご飯・・・茶碗2杯分
三つ葉・・・適量

作り方

材料の下準備をする

鶏ささみは筋を取り除き、ひと口大のそぎ切りにする。えのきは根元を切り落として長さを半分に切る。玉ねぎは薄切りにする。

軽く煮る

フライパンに【A】、1を入れて中火で加熱し、鶏ささみの色が変わったら上下を返す。

溶き卵を加える

卵を割りほぐし、半量を【2】に回し入れる。卵が半熟状になったら残りの卵を加え、中火で10秒ほど加熱して火を止める。

器に盛る

器に温かいご飯を盛り付け、【3】をのせる。三つ葉を食べやすく切ってのせる。

 

この料理の3つのポイント

  1. POINT 1

    鶏ささみはそぎ切りで時短に

    そぎ切りにすることで火が通りやすく、煮込み時間も早くなるので時短調理ができます。

  2. POINT 2

    鶏ささみの加熱しすぎに注意

    加熱しすぎるとパサつきやすくうま味も落ちてしまいます。工程②では鶏ささみの色の変化を見ながら5分程度加熱してください。

  3. POINT 1

    溶き卵は2回に分けて加えるのがコツ

    溶き卵は半量ずつ時間を空けて加えることで、トロッとした半熟状に仕上がり、鶏ささみとしっかり絡みます。

次回のしりとり食材

えのき


お鍋やお味噌汁の具としても定番の食材。低カロリーで食物繊維やビタミンB群を多く含みます。機能性関与成分GABAも豊富で、精神の興奮を鎮め、肝臓や腎臓の働きを活発にする効果が期待できます。



次回もお楽しみに!

講師プロフィール 楠みどり

野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。
今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。
・2008年 野菜ソムリエ(中級)取得
・2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業
・2017年 幼児食インストラクター取得
 

しりとりキッチンとは

今日残った食材を、明日おいしくいただける一皿に。
アイデアレシピで次々つながる「しりとりキッチン」。
ムダもへらせてお財布にもやさしいメニューをご紹介します。

  1. Vol.057

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  3. Vol.059

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