しりとりキッチン

身体の内側からポカポカに
しょうがと鶏ささみの中華風スープ Vol.57

  • 調理時間/15分※2人分
  • カロリー/95kcal※1人分
  • 塩分/3.9g※1人分

食欲をそそるしょうがの香りとささみで満足感も十分な中華スープです。ポカポカ体が温まり、肌寒い日にもぴったりです。お子さまが召し上がる場合はしょうがの量を調節して調理してくださいね。

今回のしりとり食材

しょうが


古く、紀元前から食されてきた歴史があり、日本人にとってもなじみ深い食材です。食べると身体を温めて代謝を促進したり、抗菌・殺菌作用、鎮痛作用、他の食材の臭みを消す消臭作用なども持っています。

 
■しりとり食材とは
前回のレシピからピックアップした食材をしりとり形式で美味しくつなぎます。

材料 4人分

しょうが・・・1/4片 
鶏ささみ・・・2本(約100g) 
【A】酒 大さじ2  
【A】塩、こしょう 各少々  
長ねぎ・・・1/4本
乾燥わかめ・・・大さじ1(約1.5g)
【B】水 600ml
【B】鶏がらスープの素 大さじ1と1/2
醤油・・・小さじ1

塩、こしょう・・・各少々

ごま油・・・適宜 

作り方

鶏ささみをレンジで加熱

鶏ささみを耐熱容器に並べ【A】をなじませる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分30秒ほど加熱し、そのまま放置して粗熱を取る。

鶏ささみをほぐす

粗熱が取れたら、手で食べやすい大きさに粗くほぐす。汁はそのまま取っておく。

材料の下準備をする

しょうがは皮を薄くむき、せん切りにする。長ねぎは斜め薄切りにする。

材料を煮る

鍋に【B】、長ねぎ、しょうがを入れて中火で加熱する。

仕上げをする

長ねぎがやわらかく煮えたら、乾燥わかめ、【2】の鶏ささみを汁ごと加えてひと煮立ちさせる。醤油を加え、味をみて塩、こしょうで調える。器に盛り付け、お好みでごま油を数滴たらす。

 

この料理の3つのポイント

  1. POINT 1

    ささみはゆで汁ごと使ってうま味たっぷり

    ささみは加熱しすぎるとうま味が抜けてパサつきやすくなります。レンジ加熱したら、最後に汁ごと一緒に加えて温める程度に仕上げます。

  2. POINT 2

    ごま油をプラスして香り豊かに

    仕上げにお好みでごま油を数滴たらすと、パッと中華風の香りが漂いコクとうま味が際立ちます。

  3. POINT 1

    雑炊風アレンジもおすすめ

    スープにご飯を加えると、あっという間に主食に変身!ランチやお夜食にもぴったりです。

次回のしりとり食材

鶏ささみ


ささみはむね肉の一部で、笹の葉のような形からその名がついたと言われています。鶏肉の中でも非常に高たんぱく・低脂質な部位で、あっさりした味わいからコクのあるチーズなどと相性の良い食材です。



次回もお楽しみに!

講師プロフィール 楠みどり

野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。
今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。
・2008年 野菜ソムリエ(中級)取得
・2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業
・2017年 幼児食インストラクター取得
 

しりとりキッチンとは

今日残った食材を、明日おいしくいただける一皿に。
アイデアレシピで次々つながる「しりとりキッチン」。
ムダもへらせてお財布にもやさしいメニューをご紹介します。

  1. Vol.056

  2. Vol.057

  3. Vol.058

PAGE TOP