未来づくり感響
プロジェクト
MIRAIZUKURI KANKYO PROJECT
2018-2026
「未来づくり感響プロジェクト」は、家具職人やデザイナー、木育マイスターや木材・教育関係者らが連携し、旭川の自然・産業・歴史・文化を
次世代に伝える「本物志向の人づくり」を目指して2018年5月に始動しました。
品質やデザイン性に優れた旭川家具を通じて、地域で育つ中高生に「本物の価値」を伝えることを目的としています。
2020年度には、2年間にわたるトライアル授業の成果を凝縮した中高生向けの学習テキストを開発し、翌2021年度からはこのテキストを
活用した出前授業を展開。さらに2024年度からは対象者を広げ、「林業」「製材業」「家具の製造・販売」を一連の流れとして学び、
体験できる「森と家具のつながり体験ツアー」を年3回実施するなど、木に触れ、親しむ機会の創出を図っています。
※この取り組みは北海道上川総合振興局 産業振興部 林務課の主導のもと推進されています。
企業版ふるさと納税を活用
本プロジェクトは、企業の力で地方創生を応援することを目的に2016年4月に創設された「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」を活用して実施しており、当社はこれに賛同し、サポートしています。(2018年3月内閣府認定)
2018-2020
学習プログラム
テキスト開発
2018年度は、家具産業の「川下(木材製品)」から「川上(森林)」へと流れを遡りながら、体系的に学ぶトライアル授業を行いました。2019年度は、生徒たちが「森(資源・材料)」「工場(製造)」「販売」という3つのチームに分かれ、それぞれの視点から、「旭川家具」ができるまでのストーリーを追いかけました。その過程で、木を育てる人の想い、家具職人の技術やデザイン力、そして魅力を伝える売り手の工夫を知り、「どうやって価値を付けて、高く評価してもらう(高く売る)か」を考え、「価値を高めるためのアイデア」を考案し、チームごとに発表を行いました。
そして2020年度は、これまでの2年間にわたる試行錯誤とトライアル授業の実績を結集させた「学習プログラム」を作成・体系化しました。これにより、地域の木材・家具産業の魅力をより多くの若者へ伝えていくためのベースが完成しました。
プロジェクトの3つの狙い
2021年から2023年は、学習プログラムを基にした「出前授業」がスタートしました。 実際に森を歩きながら、動植物や樹木の役割、そして林業・森林保全について学び、木工ワークショップを通して「森と家具の繋がり」を体感することで、旭川が誇る木材・家具産業への関心を高める取り組みです。
授業では材料となる木について学ぶところから始まり、デザイン、木材の加工、そして最後の仕上げまで、モノづくりの一連の流れに挑戦しました。自分の手で触れ、考えることで、身近な家具の背景にある「豊かな森のストーリー」を感じる貴重な時間となりました。
2024年からはさらに一歩踏み込んだ取り組みとして、旭川エリアの豊かな自然や地元産業により深い関心を持ってもらうため、ターゲットを絞った3つのツアーをスタートしました。
日本5大家具産地である旭川の家具産業は、多くの職人や技術に支えられています。ツアーでは、普段は見ることのできない「林業」「製材業」「家具づくり」の現場をリレー形式で見学。地元の基幹産業への理解を深め、これからの旭川の未来をつなぐきっかけを提供しています。
さらに、現役の家具職人が直接レクチャーする「木工ワークショップ」も実施。ただ見るだけでなく、職人の技に触れ、モノづくりの楽しさを体感できる特別なプログラムです。



