ランドスケープデザイナー
株式会社いろ葉デザイン
大武 一伯OTAKE KAZUMICHI
デザイン
エントランスホール完成予想図
自然と調和した
「パッシブデザイン」による
次世代を見据えた住まいが誕生。
外観完成予想図
植栽や水盤に彩られた
癒やしのランドプラン。
風が通り抜けるエントランスホール、緑豊かな潤い溢れる優美な水盤は
住まう人の季節の移ろいを楽しませ、癒やしの空間となります。
エントランスホール完成予想図
輻射熱や日差しをやわらげてくれる緑豊かな植栽
暮らしを明るく照らす南向き中心の配棟
室内に風の通り道を設え心地よい空間を実現
中庭の水盤が敷地内を調湿し涼しい空気のたまり場を創造
緑のカーテンなどで建物への直射を防ぎ風を通し熱を軽減
周辺エリアは、緑豊かな公園が憩いの自然環境を形成し、夏季には海からの涼風も吹き込む地です。この地が持つポテンシャルを活かし、暮らしの快適性をさらに高めるべくランドスケープデザインと先進的な空間設計を採用。四季折々に心地よい暮らしを実現します。
風は気圧差により高い方(気温:低)から低い方(気温:高)へと流れていく性格を持ち、それにより建物の外から内、内から外へと吹いていきます。この特性を活かすことで、室内の温度と湿度を自然の力で調整することができます。
自然の力、四季の彩りと暮らす。
image photo
自然の力を活かすためのサポートプログラム。
環境省が推進する「グリーンカーテンプロジェクト」への取り組みを行っています。
※掲載の写真は、「クリオ横濱綱島」での取り組みの様子です。
暑さを遮る緑で快適さの創出
バルコニーに装備されたフックを活用し、
グリーンカーテンを設置することで快適な室内空間を実現します。
バルコニーが直射日光で暑くなるとその熱で室内の体感温度が高くなります。
※この体感温度は、風や湿度などを考慮しない簡易的なものです。
バルコニーを日陰にすることで室内を心地よく快適にすることができます。
涼しさで活用の可能性を拡げるバルコニー空間
夏の暑い条件のもと、グリーンカーテンを設置した場合と設置しない場合で
バルコニーないの表面温度を比較しました。
グリーンカーテンの写真
バルコニーの前にまるで大きな樹木があるように、グリーンカーテンの葉が日差しを遮ってくれます。
グリーンカーテンの
サーモ画像
グリーンカーテンの
ないサーモ画像
バルコニー内をサーモカメラで撮影すると、グリーンカーテンを設置したバルコニーと植物の表面温度は猛暑日でも33℃ほどです。一方、グリーンカーテンがないとバルコニーの表面温度は50℃ほどになり、その熱が室内にも侵入してきます。
シーズナルガーデンプロジェクト
マンションの植栽スペースの手入れをしながら、草花の育て方や楽しみ方
を学ぶ「シーズナルガーデンプログラム」を実施し、多世代の方が暮らすマ
ンションで、居住者間のコミュニティの形成を目指しています。
※掲載の写真は、「クリオ横濱綱島」での取り組みの様子です。
三方角地で南側全面に緑道が広がっている、
開放感のある立地環境を活かして、配棟を計画しました。
さらに、エントランスホールに設けられた水盤が、
涼やかな住環境を創造します。
外構のプランニングでは、東京湾ウォーターフロントである周辺環境を意識した木々を選び出して植樹。
その上で自然を暮らしに活かすパッシブデザインを意識した配植としました。
ランドスケープデザイナー
株式会社いろ葉デザイン
大武 一伯OTAKE KAZUMICHI
■タブノキ
■ソヨゴ
■イロハモミジ
■ヒメユズリハ
■ミツバツツジ
■ヤマザクラ