間取りの都合上、洋室へアクセスするためにリビングを経由する「リビングイン」が不可避な物件を、壁を取り払うことで開放的な住空間へと一新した事例です。
以前は壁に囲まれ圧迫感のあった洋室の開き戸を、広く開閉可能な3枚引戸に変更。これにより、扉の開閉によって洋室をリビングダイニングの延長としても活用できる、フレキシブルな大空間を実現しました。日中は広々と、夜は落ち着いた個室として、生活シーンに合わせて空間を使い分けることが可能です。
また、独立していたキッチンの壁を取り払いオープンにすることで、LDKに心地よい一体感をもたらしました。コンロ前にできたスペースには、L字型の飾り棚を設置。お気に入りのアートや小物を飾って楽しんでいただけるよう、インテリア性を高めています。
さらに、壁の一面に調湿・消臭機能を持つエコカラットをアクセントとして採用。単調になりがちな壁面に奥行きと立体感を与え、機能性とともに視覚的な心地よさを追求した、上質が感じられる空間に仕上げています。
-
所在地
東京都中央区
-
広さ
64.01㎡
-
竣工時築年数
築21年
-
間取り
2LDK
-
竣工年月
2025年6月











