約58㎡というコンパクトな2LDKの物件を、空間の質を高める設計でリノベーションした事例です。
リビングの一面には、表情豊かな無垢のパイン材を用いたアクセントウォールを計画しました。
上部からの間接照明が、木材の柔らかな陰影を際立たせ、空間に深みと安らぎをもたらします。これにより、限られた広さの中にも上質な雰囲気を創出しています。
また、タワーマンションの角部屋という特性を活かし、大きな窓際には、景色を眺めるための造作ベンチを設置しました。
この設計により、コンパクトな空間の中にも、景色を楽しむ場所、落ち着いて読書をする場所など、多彩な「居場所」が生まれました。住まう方のライフスタイルや気分に合わせて、家具のレイアウトや過ごし方を自由に楽しめる、心地よい空間に仕上がっています。
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所在地
神奈川県横浜市 中区
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広さ
58.07㎡
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竣工時築年数
築20年
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間取り
2LDK
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竣工年月
2025年5月