ディスカバー北海道

オロロンライン
-ORORON LINE-

宗谷エリアにはインスタ映えする絶景が満ちあふれています。特にオロロンラインの北部は、走っていて気持ちがいいとライダーたちにも人気のルートです。

オロロンラインは、小樽から稚内までの日本海側の海沿いを結ぶ道路のこと。まさに北海道の西側をなぞるように南から北へと続いているのです。絶景スポットが多く人気のオロロンラインですが、特に北部の宗谷エリアは絶景が畳み掛けるように立ち現れます。

①オトンルイ風力発電所  ②パンケ沼  ③宮の台展望台
④サロベツ原野  ⑤稚咲内海岸  ⑥利尻富士
オロロンライン

オトンルイ風力発電所

オトンルイ風力発電所

まずは道道106号線沿い、天塩町と幌延町を分ける天塩川を渡ると、やがて視線の先に真っ白い風車が見えてきます。風車は約3kmにわたって整然と並んでおり、その数28基。平野に忽然と現れる風車群は、真っ直ぐ天に向かって伸びていくようで、ハッとするような美しさがあります。天気が良ければ利尻富士も見えるので、人工物と自然のコラボレーションを楽しむことも可能です。

パンケ沼に沈む夕日

パンケ沼

オトンルイ風力発電所から少し北上すると、サロベツ原野のパンケ沼があります。サロベツ原野とは、宗谷エリアの豊富町と幌延町の海岸沿いに広がっている湿原で、パンケ沼はその中にある円形の大きな沼です。湿原から沼、そして利尻富士まで、すべてを一度に眺めることのできる風景は、壮大のひと言に尽きます。特に夕景は美しく、1枚の絵画を見ているかのようです。

宮の台展望台

どこまでも広がるサロベツ原野を眺めるのなら、展望台に上るのがいちばん。豊富町徳満にある宮の台展望台は、豊富駅から車で数分ほどの距離ですが、意外と知られていない穴場スポットです。眼下に広がるサロベツ原野のパノラマと、遠くに浮かぶ利尻富士のシルエットは、幻想的ですらあります。

サロベツ原野の、朝日もまた格別です。ゆっくりと明るく照らされるサロベツ原野。その上を朝もやがゆっくりと覆っていきます。もちろん季節によってその表情は異なるので、どんな朝の風景が見られるかは実際に訪れてからのお楽しみです。

宮の台展望台からの眺め

サロベツ原野に上る太陽

宮の台展望台からの眺め

宮の台展望台

どこまでも広がるサロベツ原野を眺めるのなら、展望台に上るのがいちばん。豊富町徳満にある宮の台展望台は、豊富駅から車で数分ほどの距離ですが、意外と知られていない穴場スポットです。眼下に広がるサロベツ原野のパノラマと、遠くに浮かぶ利尻富士のシルエットは、幻想的ですらあります。

サロベツ原野の、朝日もまた格別です。ゆっくりと明るく照らされるサロベツ原野。その上を朝もやがゆっくりと覆っていきます。もちろん季節によってその表情は異なるので、どんな朝の風景が見られるかは実際に訪れてからのお楽しみです。

サロベツ原野に上る太陽

空と海に挟まれる利尻富士

利尻富士

先ほどから何度も登場した「利尻富士」という言葉ですが、ここで改めて説明しておきましょう。利尻富士とは利尻島の中央にそびえる、標高1,721メートルの利尻山のことです。その形の美しさから、いつしか利尻富士と呼ばれるようになりました。

そんな利尻富士を裾野から見ることのできるスポットが、豊富町にある稚咲内海岸(わかさかないかいがん)です。砂浜から見る利尻富士は遮るものが何もなく、まるで空と海に挟まれているよう。ちょっと珍しい利尻富士の姿です。

いかがでしたか。インスタ映えしそうな、お好みの風景は見つかりましたか? ただし言うまでもありませんが、写真で見るのと実際に行ってみるのでは大違い。その場に自らの足で立ち、自らの目で見ることが、何よりの感動を呼び覚ますことは間違いありません。自分なりのオロロンラインお気に入りスポットを、ぜひ実際に訪れて探してみてください。

【取材協力】
サロベツ湿原センター
北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662番地
http://sarobetsu.or.jp/swc/
https://www.facebook.com/saroeco/

豊富町役場
北海道天塩郡豊富町大通6丁目
http://www.town.toyotomi.hokkaido.jp/