奥尻島
-OKUSHIRI ISLAND-
?奥尻島
奥尻島の名前の由来はアイヌ語の「イクシュン・シリ」、その後「イク・シリ」と訛ったもの。「イク」は「向こう」、「シリ」は「島」で、「向こうの島」の意味です。
奥尻島は、北海道の南西部、江差町の西北61km、せたな町の南西42kmに位置する日本海に浮かぶ離島です。島の周囲は84㎞にも及び、島全域が花崗岩の段丘で形成され、段丘を横切って河川が流れるため滝が多いのが特徴です。また島全体が自然公園に指定されています。
奥尻の海は、エメラルドグリーンに輝き、海中にいるウニが覗いて分かるほどの透明度で「奥尻ブルー」と呼ばれ、注目されています。
?奥尻島へのアクセス
🚢 フェリー | 江差-奥尻間 5/1?11/15往復2便/日 11/16?4/30往復1便/日(約140分) せたな‐奥尻間 往復1便/日(約95分) 5/1?10/15の期間限定 |
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✈ 飛行機 | 函館空港-奥尻空港 往復1便/日(約30分)通年 |
島時間を堪能
奥尻町では、島をゆっくり歩いて「島時間」を味わい、島の自然、暮らしに触れてもらおうと、『奥尻フットパス』という遊歩道のコースを設けています。
コースは、「青苗岬めぐりコース」(Bコース)、「奥尻の森と街コース」(Cコース)、「芸術と温泉の癒しコース」(Dコース)の3つ(Aコースは現在閉鎖中)。ゆっくり景色を楽しみながら、また、島の人に話しかけてみることで新たな魅力が生まれるかもしれません。
島には、熊・毒蛇・キツネなど危険生物はいないため、安心して山歩きができます。
3.5㎞、5800歩、2時間
北海道南西沖地震による津波で被災した青苗岬周辺をめぐるルート。日本唯一の防災フットパスで教育旅行としてもおすすめです。
ポイント:青苗漁港、船入澗、奥尻島津波館、ドーム型歩道、人工地盤
人工地盤
青苗漁港
津波館
5㎞、8000歩、2.5時間
島の玄関口であるフェリーターミナルを出発し、海岸線に迫る深い森を抜けて中心市街地を歩くルート。奥尻島のシンボル的な奇岩「鍋釣岩」や樹齢200年を越える巨木をみることができます。
ポイント:鍋釣岩、ブナの大木、調理師の森、親不孝通り
鍋釣岩
ブナの大木
フェリーターミナル
2.5㎞、4150歩、1.5時間
島の最西端をめぐるコース。点在する彫刻が野外美術館のような北追岬公園内を抜け、神威脇地区の集落へ足を向けると温泉・足湯・神威脇を見下ろす絶景があります。時間をたっぷり使って温泉・ワイナリーに寄り道するのがおすすめです。
ポイント:北追岬公園、奥尻ワイナリー、神威脇温泉、足湯
北追岬公園
クズレ岬
神威脇温泉 足湯
「島歩き奥尻島フットパスmap」がダウンロードできます
http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001457.html
【「奥尻島フットパス」に関するお問い合わせ】
奥尻島観光協会 01397-2-3456
奥尻島観光案内所 01397-2-3096
奥尻町役場地域政策課 商工観光係 01397-2-2351
【協力・資料提供】
奥尻町役場