ディスカバー北海道

檜山の風景
-HIYAMA-

?地元人しか知らない檜山の風景

檜山地方には、観光情報誌などには掲載されていない、地元の人しか知らない風景、隠れ家的な名所、パワースポットなどがあります。檜山に暮らす人々が選んだ檜山百景の中から、いくつかを紹介します。

  • 開陽丸【江差町】

    1868年、戊辰戦争により江差沖に沈んだ榎本武揚率いる江戸幕府の軍艦の遺物を引上げたもの。世界でも数少ない海底遺跡です。

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    檜山郡江差町字鴎島

  • 繁次郎像【江差町】

    繁次郎とは江戸時代に実在したと言われているとんちの名人で、その当時のアイドル的存在。今でもお菓子や施設などの名称に使われています。写真は背中を向いていますが、ひょうきんな表情をしています。

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    檜山郡江差町字尾山町 道の駅江差駐車場

  • 旧檜山爾志郡役所【江差町】

    1887年に、檜山郡と爾志郡(にしぐん)を管轄する北海道庁の出先機関として建てられ、現在では道内に現存する唯一の郡役所庁舎。建物の壁や天井には修復時に再現された様々な柄の布クロスが目を引きます。北海道指定有形文化財。

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    檜山郡江差町字中歌町112

  • 旧関川家別荘【江差町】

    約300年前から明治30年代まで、松前藩第一の豪商として江差で廻船問屋を営んでいた関川家の別荘。当時の貴重な古文書を見ることができます。江差町指定有形文化財。

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    檜山郡江差町字豊川町55

  • 北海道夜明けの塔からの眺望【上ノ国町】

    1988年に開基800年を記念して八幡牧野の丘陵地、中世の丘に建てられた上ノ国町のシンボルタワー。最上階からは日本海や天の川流域が一望できます。

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    檜山郡上ノ国町字勝山

  • 旧笹浪家住宅【上ノ国町】

    現存する北海道最古の類に属する民家(19世紀前半建築)。笹浪家は上ノ国で代々漁業を営む旧家で、建物は北海道日本海沿岸に今も残るニシン番屋の原型とも言われています。(国指定重要文化財)

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    檜山郡上ノ国町字上ノ国

  • 上ノ國八幡宮本殿【上ノ国町】

    松前藩の礎を築いた武田信廣が鎮護神として祀ったもの。本殿は1699年の建立で北海道内に現存する神社建築では最古に属します。本殿は、通常覆屋内にあるため拝観することはできません。上ノ国町指定有形文化財。

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    檜山郡上ノ国町字上ノ国

  • 水辺公園【厚沢部町】

    国道227号沿いにある「道の駅あっさぶ」に隣接する便利な場所にある公園。秋(9月?10月)にはかわいらしいミニひまわり(夏りんぞう)がたくさん咲きます。

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    檜山郡厚沢部町緑町

  • うずら温泉水車公園【厚沢部町】

    うずら温泉のすぐ裏の水車公園にある水車小屋。まさに田園という趣。中には石臼があり粉引きもできるよう。町内の茅葺屋根の写真も展示されています。

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    檜山郡厚沢部町鶉町853

  • にお積み【厚沢部町】

    「にお積み」は、大豆をさやが枝についたまま根こそぎ掘り起こし、根が外側を向くように積み重ね、上に雨よけのシートをかぶせて大豆を乾燥させる北海道の秋の風物詩。自然乾燥させた大豆は、風味と旨味の深さが違います。

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    檜山郡厚沢部町鶉町

  • 乙部町郷土文化保存伝習施設【乙部町】

    道の駅の斜め向かいにある通称「蛸島(たこじま)の家」。ニシンの千石場所として栄えていた時代に、ヤン衆(漁夫)たちが宿泊した家や商家をそのまま保存しているもの。

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    爾志郡乙部町字元和

  • 美利河(ぴりか)ダム【今金町】

    一級河川・後志利別川本川上流部に建設されたダムで、堤頂長(ダムの長さ)が1,480mで、河川を横断して建設されたダムとしては日本一の長さを誇ります。

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    瀬棚郡今金町字美利河

  • インマヌエルの丘【今金町】

    1891年、キリスト教徒が新天地を求め入植した土地。インマヌエルとは、へブライ語で「神我と共に在ます」という意味。晩夏のひっそりとした雰囲気も素敵です。

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    瀬棚郡今金町神丘

  • インマヌエル教会【今金町】

    畑と畑の合間にある小さな林の中にある、見落としてしまいそうな小さな教会。キリスト教徒一団の入植と、そのリーダーの夫人、日本人初の女医・荻野吟子ゆかりの地です。

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    瀬棚郡今金町神丘390

  • 太田海岸【せたな町】

    花崗岩の切り立った山肌と紺碧の日本海とのコントラストが美しい海岸線で、北海道では珍しい花崗岩類の方状節理を見ることができます。北海道南西沖地震の鎮魂の像があります。

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    久遠郡せたな町大成区大田

  • 茂津多岬灯台【せたな町】

    狩場山が日本海に落ち込むところ280m余りの断崖をもって屹立している茂津多岬(もったみさき)にある灯台。海面から灯台頭頂部まで標高290m(70Fビル相当)にある日本一高い灯台です。

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    久遠郡せたな町瀬棚区北島歌

  • 窓岩【せたな町】

    海の町せたなを象徴する奇岩。窓のような空洞を開け、緑の丘を背景に海面に立つ窓岩は印象的で、この窓を通して見る落日や夕焼けは絶景です。

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    久遠郡せたな町瀬棚区島歌

  • 太田神社本殿岩穴【せたな町】

    断崖絶壁にそびえる太田山に北海道最古の歴史を誇る太田神社。本殿は標高700mもの山頂の洞窟内にあり、参拝者はここから下がっている9本の鎖をよじ登って本殿にたどりつきます。日本一危険な場所にあるといわれる神社ですが、眺めは絶景のパワースポットです。

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    久遠郡せたな町大成区太田

  • ?檜山の夕日

    日本海に面した道南の檜山地方は、さえぎるもののない夕日の宝庫です。水平線に沈みゆく夕日、農村の風景の中に溶け込むような夕暮れ。檜山に行ったら、ぜひ、さまざまな表情をみせる、美しい夕日スポットを訪ねてみませんか。

1かもめ島【江差町】2夷王山【上ノ国町】3藻内地区(無縁島)【奥尻町】4後志利別川【今金町】5基栄橋【厚沢部町】6親子熊岩【せたな町】7岬の館【乙部町】

【協力・資料提供】
北海道檜山振興局