ディスカバー北海道

小樽エリア
-OTARU AREA-

札幌近郊の観光地

小樽市街地の一方は海に面していますが、三方が山に囲まれ、海から山へとせり上がるような地形をしているため、坂の多い町としても知られています。
札幌からのアクセスも良く、函館本線「札幌」駅から快速列車で最短32分、車でも高速道路を利用すれば約50分という近さです。そのため、札幌市内から日帰りで観光することができ、多くの観光客が訪れます。また、毎年発表される「市区町村魅力度ランキング」では、TOP10に入るブランド力の高い地域に選ばれています。

ACCESS

電車🚃
札幌~小樽 最短32分
新千歳空港~小樽 最短75分

バス🚌
札幌~小樽 約1時間

自動車🚙
札幌~小樽 約50分(高速道路利用)

大正時代に営業していた旧北海道銀行

歴史ある街並み

北海道の中でも小樽市の歴史は古く、開拓時代には北海道の玄関口として栄えていました。北海道で初めての鉄道が手宮~札幌間に開通したのは、1880年のことです。その後、小樽港を中心として急速に発展していきました。明治から大正期には、三井銀行を皮切りに、日本銀行、三菱、安田といった金融機関が小樽に進出し、北海道金融界の中心地として重要な役割を果たしました。当時、建てられた近代建築の多くは、現在も多く残されており、小樽らしい町並みを形成しています。

雪景色の「青の運河」

小樽運河

小樽の象徴といえば、やはり小樽運河でしょう。JR小樽駅を出ると、正面に海が見え、その海を目指すように坂道を下っていくと、小樽運河にたどり着きます。
運河沿いをゆったりと歩き、堺町通り商店街の歴史ある建物を眺めながら散策すると、自然とロマンチックな気分になってくるから不思議です。運河の散策路には、63基のガス灯が設置され、夕暮れ時にはガス灯が灯り、昼間とは違った幻想的な雰囲気に包まれます。
また、イベントも盛りだくさんで、夏に開催される「おたる潮まつり」をはじめ、秋の「小樽しゃこ祭り」など、地元民が熱くなるイベントの他、小樽運河をLEDでブルーにライトアップする「青の運河」も観光客に人気のイベントです。

おたる潮まつり 7月末
海への感謝と小樽の発展を祈念する祭り。
約8,000人が市内を踊り歩く「潮ねりこみ」や郷土芸能「潮太鼓」、全道の担ぎ手による「みこしパレード」、花火大会などが“まち”を“まつり一色”に染めます。
http://otaru.ushiomatsuri.net/
小樽しゃこ祭り 11月
秋漁の最盛期を迎える11月に開催されています。シャコの浜ゆで、シャコ汁などの実演販売をはじめ、シャコを使った創作料理など多種多様な出店があります。

https://www.city.otaru.lg.jp/jigyo/sangyo/otarusuisan/event/syakomaturi.html

小樽ゆき物語 11月~2月
小樽運河を青いLEDでライトアップする「青の運河」、硝子の街をイメージさせる、浮き玉ツリー、ガラスアートギャラリー、市民ボランティアによるワイングラスタワーなど、小樽の町を彩ります。
https://www.snowstory.info/

新鮮な食材が山盛りの海鮮丼

小樽の産業

広く海に面していることもあり、昔も今も、小樽では漁業が盛んです。かつてはニシン漁で栄えた時期もありましたが、現在は、高級寿司のネタでお馴染みの「シャコ」で有名です。小樽で獲れるシャコは大ぶりで、そのサイズは日本一とも言われています。
また、小樽の産業といえば、やはり観光でしょう。札幌市内からのアクセスの良さや、ウイスキーブームによる余市への観光拠点として、年間800万人以上の観光客が訪れるといいます。ロマンチックな街並み、新鮮な寿司、お土産にピッタリなガラス製品など、小樽は観光都市としての魅力がいっぱいです。