ディスカバー北海道

スイーツ
-SWEETS-

新鮮な生乳や小麦を生産する北海道は、スイーツづくりに最適な環境です。いしかりエリアには全国的な菓子メーカーや、地元に愛され続ける歴史ある銘菓、新しくブームを巻き起こしたお店など、さまざまな甘味が揃っています。甘党たちを夢中にする極上スイーツをご紹介します。

美しくかわいい夜向けスイーツ(写真提供:夜パフェ専門店 Parfaiteria PaL)

新感覚夜型スイーツ「シメパフェ」

お酒のあとのシメと言えば「ラーメン」が定番でしたが、今では「シメパフェ」や「夜パフェ」という言葉が一般的になるほど、夜のスイーツの人気が高まっています。ブームに火をつけたのは、札幌市の「GAKU」。お酒の後にスイーツを食べたいと思っても、ケーキ屋さんは閉店しています。「夜でも本格的なスイーツを食べたい」というニーズを受けて夜パフェは誕生しました。見た目も美しくSNSなどで拡散され、いまやブームから定番になり、スイーツ好きを魅了しています。

甘党を夢中にさせる真っ白なスイーツ

明治生まれのれんがのまち江別の銘菓「煉化もち」

「煉化もち」は、1901年に誕生した江別の老舗銘菓です。江別市の特産品であるれんがが象られた餅に、たっぷりとあんこが詰められ、今も昔も甘党を虜にしています。「煉瓦」ではなく「煉化」としたのは、考案者の久保兵太郎と創業者の佐野利吉が「瓦は食べられないが、瓦が化けたら食べられるだろう」と相談して決定したと伝えられています。1985年に製造元の休業で一度は消滅しましたが、1993年に市内の「山サ煉化餅本舗」が製造を再開しました。主原料に道内産もち米と十勝産のあずきを贅沢に使用。素材のおいしさを味わえる一品です。

所在地:江別市野幌町8-4
電話番号:011-385-9689
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日・火曜日

素材の良さを生かしたジェラート

ジェラートマエストロ監修の北海道素材のジェラート

札幌近郊のドライブでスイーツ好きな方に立ち寄ってほしいのが、北広島市にある「アルトラーチェ」です。日本ジェラート協会の講習と試験をクリアしたジェラートマエストロの資格を持つ中島美樹さんの監修による、素材の良さを生かしたジェラートとスイーツが味わえるお店です。ジェラートのフレーバーは30種類以上もあり、その中から日替わりで12種類が販売されます。シンプルなシングルはもちろん、ダブルや好みの5種類をミックスした「Super5」など、欲張ったメニューもあります。郊外にある人気店の絶品スイーツを味わってみてください。

所在地:北広島市西の里798-5
電話番号:011-374-3636
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日
URL:http://artlacze.com/access/

毎朝厨房で作る粒餡ともちもちとした生地が特徴

厳選した素材による和洋菓子やパンが評判

千歳市に本店を持つ「もりもと」は、北海道を代表する和洋菓子・パンの専門店です。1947年に樺太から引き揚げた創業者が、中華饅頭や飴、あんパンなどを売り歩いたのが始まりで、現在は道央圏を中心に旭川や函館などに28店舗を展開しています。商品には厳選した北海道産素材が使われており、毎年収穫したての新豆で作る期間限定の「どら焼きヌーボー」は、その代表格と呼べるでしょう。千歳本店限定販売の「千歳本店手づくりどら焼き」や「至福のいちご大福『ゆめ』」をはじめ、千歳・恵庭エリア限定販売のケーキロールやトータスなど、ほかのエリアで売られていない商品をみつけるのもおすすめです。

所在地:千歳市千代田町4丁目12-1
電話番号:0123-26-0218
営業時間:9:00~19:00
定休日:元日
URL:https://www.haskapp.co.jp

ロイズのスイーツはワクワクが止まらない

大きな工場の小さなお店のスイーツ

「ロイズふと美工場」には直売店が併設されています。店内は美術館をイメージする作りで、美しい音色を奏でるカリヨンベルと、北海道出身の画家伊藤正さんやアメリカ人画家ディヴィット・プレンティスさんが描いた地元当別町太美(ふとみ)の風景画が迎えてくれます。チョコレートをはじめとするさまざまなスイーツのほか、濃厚なミルクの味わいのソフトクリームも好評で、ドライブの途中にたくさんの人が訪れています。また、工場内のお店らしく、コンパクトな店内ながら多様な商品が所狭しと並んでおり、お土産にもおすすめです。

所在地:石狩郡当別町ビトエ640-15
電話番号:0570-015-612
営業時間:9:00~17:00
定休日: 無休(年末年始は営業時間が変更、休みの場合あり)
URL:https://www.royce.com/brand/shop/detail/?no=108

イチゴたっぷりのスイーツ

遠方からも訪れる新篠津スイーツ

「HARU HARU」は、新篠津村のメイン通りにある丸太小屋の可愛いお店です。同村在住のオーナーの「新篠津で大好きなスイーツが食べられる店があったらいいな」という夢が形になり2015年にオープンしました。生クリームをたっぷり使った「生クリームパラダイス」や、ふんだんにイチゴがデコレートされ、カップの底にもイチゴが沈む「いちごパラダイス」が大人気。地元だけでなく、週末は遠方からもお客さんが訪れています。天気の良い日は木製のブランコが設置されたオシャレなテラスで味わってみてはいかがでしょうか。

所在地:石狩郡新篠津村第46線北13番地
電話番号:090-3394-8632
営業時間:【6月~8月】10:00~18:00 【4・5・9・10月】11:00~18:00
定休日:期間中無休 (但し冬季11月~3月間休業)
URL:https://www.facebook.com/shinshinotsu.haruharu/