ディスカバー北海道

アクティビティ
-ACTIVITY-

知らない旭川に 会いにいこう

【Spring】日本一遅い!?
スノーシューツアー&ラフティング

Spring 3月~5月

本州とは異なり、3月でも旭川はまだまだ雪景色です。春まっただ中のゴールデンウィーク(GW)の時期でも大雪山系旭岳は、完全な白銀世界。そのため、春でも真冬のアクティビティを楽しめます。おそらく日本で一番遅いスノーシュー体験ができるのは、旭川ならでは。GW時期はより雪がしまりますので、真冬よりもさらに歩きやすくなり、体力的な心配は不要です。

この時期ならではの見どころが、旭岳の噴気孔。地球の息吹を感じられるところですが、雪がある季節しか近くまで行けませんので、GW時期はおススメです。近くで見る噴気孔は音も景色も大迫力!ちなみに噴気孔から出ている煙のほとんどは水蒸気で、人体への影響はまったくありません。一方で、麓の旭川市内を流れる美瑛川ではラフティングが体験できます。真冬と真夏のアクティビティが同日に体験できるというのは、旭川ならではでしょう!

【Summer】果物や野菜の収穫体験

Summer 6月下旬~8月

旭川の真夏の最低気温は15~20℃前後。本州より、かなり涼しく快適です。夏シーズンおすすめのアクティビティは『収穫体験』。ほとんどの観光客の方は旭山動物園に行きますが、動物園に行く前の早朝に体験できるのも、おすすめの理由です。人気の収穫物は7月のサクランボ。北の恵みがおいしいのは言うまでもないことなのですが、旭川と聞いて果物のイメージを持つ人は少ないと思います。意外と知られていませんが、旭川のサクランボ畑はスケールが違います。山の斜面一面にサクランボ畑が広がっています。ツアー参加の方には、果樹園での食べ放題とは別に、果樹園主が選別してくれたA級のサクランボ1kgをお土産で提供してくれるとのことです。

8月は野菜の収穫。北海道では“とうきび”と呼ばれる夏野菜の代表格・とうもろこしや、真っ赤な完熟トマトの収穫を楽しめます。ちなみに“とうきび”は北海道の方言で、「唐黍」と書きます。海外から来た穀物という意味だそうです。“とうきび”は収穫してから1時間以内がもっとも甘みが強く美味しいため、一番おいしい状態の取れたての“とうきび”を楽しめる体験ができます。収穫体験にはファミリー層での参加が多く、野菜嫌いの子供でもかぶりつくほど甘くておいしいと評判です。

【Autumn】のんびりとサイクリング「ポタリング」

Autumn 9月中旬~10月初旬

旭川の秋シーズンはとても短いのですが、この時季は周囲の山々の紅葉が見事です。空気が澄んできますので、空が高く、大雪連峰まで見渡すことができます。旭川の秋のアクティビティといえば、断トツでサイクリング。颯爽と走るのも気持ち良いですが、景色を楽しむなら、よりのんびりと動き回る「ポタリング」がおすすめです。「ポタリング」とは、「のんびりする」とか「ぶらつく」意味の英語「potter」に「-ing」を付けた造語。その名の通り、サイクリング・ツーリングよりも比較的のんびりと、気の向くままにぶらぶらと途中の道草も楽しみましょう。日帰りだと、せっかく参加したとしても帰りがしんどくてイヤだなと思う人も多いでしょうが、ツアーでは目的地まで行ったらトラックとバスが用意されているものもあるので、安心して参加できるのもポイントです。

【Winter】雪原と白樺樹林を抜ける乗馬体験

Winter 12月下旬~3月下旬

北海道の中でも特に気温が低く、寒さ厳しい旭川の冬。そんなときだからこそおすすめしたいアクティビティがあります。それは、有名な旭山動物園のすぐ近く、旭川市桜岡地区での乗馬体験。桜岡地区は、フロンティア精神を持った移住者たちが開拓した地で、手つかずの自然の中にも、人の手によって創り出された北海道らしい風景が広がっています。馬上から見渡すことで、まさに開拓者気分で、より一層その壮大さを感じることができます。

刻一刻と変化する冬の空気感を肌で感じることができることも北国ならではで、夏よりも自然の美しさ・厳しさを感じることができます。また、外気温の低い冬だからこそ、馬たちの息吹や温もりをダイレクトに感じることができるのも魅力です。もちろん、現地を熟知したガイドさんが付き、よく調教されている馬たちなので、初めての方でも安心して乗馬することができます。

[取材協力]株式会社旭川まるうんトラベル