PROLOGUE

会社の転機となった、130戸超の大型プロジェクト
横浜市に誕生した総戸数130戸超のビッグプロジェクト「クリオ レジダンス大船シーズンテラス」。この物語は横浜市の「公募型プロポーザル(※)」への参加から始まりました。 明和地所にとって初となる企画力が問われる入札案件。まさに会社の転機とも言える巨大プロジェクトの舞台裏に迫ります。
※プロポーザル方式とは: 自治体が事業主を選ぶ際、価格だけでなく「企画力・技術力・実績」などを総合的に評価するコンペ形式の入札方式。
MEMBER
部署の垣根を超えた「オール明和」の布陣
- 仕入れ担当
-
S.Y. マンション事業部
2019年入社
- 開発担当
-
Y.H. 建設部
2018年入社
- 宣伝・広告担当
-
I.H. 販売・DX推進部
2010年入社
- 営業担当
-
T.Y. 営業部
2021年入社
入札参加の経緯前例なき挑戦。「やらせてください!」が動かした組織
―明和地所初のプロポーザル案件。参加の経緯を教えてください。
- S.Y.
- きっかけは仲介会社様からいただいた公開前の土地情報でした。すぐに横浜市へ足を運びましたが、当時はまだ売却方式も決まっていない段階。最終的に「企画提案型」の入札になると決まり、迷わず手を挙げました。
- Y.H.
- 競合も多いですし、地域交流施設の設置など高いハードルがありましたよね。未経験の領域に不安はなかったんですか?
- S.Y.
- 不安より「やりたい」が勝っていました。実は隣接する物件も当社が開発し、管理もグループ会社。連携すればもっと地域に貢献できる確信があったんです。だから社内でも「絶対にやらせてください!」と必死に訴えました(笑)。
- I.H.
- 前例がないから大変でしたよね。落札できる保証がない中で多くの時間とコストを投じるわけですから。
- S.Y.
- はい。部署の垣根を超えて仲間を巻き込み、社内を盛り上げるために何度も発信を続けました。どんな困難にも全力で向き合うのが私の信条であり、当社が大切にしている「オール明和」を体現できる絶好の機会だと思ったんです。

提案に込めた想い徹底した地域へのヒアリングから生まれた付加価値
―応札が決まってから、どのように提案内容を練り上げたのでしょう。
- S.Y.
- まさに「オール明和」でした。通常では初期段階は仕入担当がメインで進めていくのですが、今回は当初から建設部にも加わってもらい、アイデアを出し合いました。
- Y.H.
- 横浜市からの必須条件である「地域交流施設」をどう配置するかが鍵でした。住民以外の方も入る場所で入居者様のセキュリティをどう守り、かつ地域とどう繋がるか。
- T.Y.
- 条件クリアは当たり前。その上で明和地所がやる意味をプラスしなければなりませんよね。

- Y.H.
- そうなんです。そのヒントを探るため、S.Y.さんと一緒に町内会長さんに会いに行きました。「この街に足りないものは何か」を徹底的にヒアリングしたんです。
- S.Y.
- ここまで直接声を聞きに行ったのは、どうやら当社だけだったようです。その結果、「駅までの近道が欲しい」という声から敷地内を横断する通路を。また「集まれる場所がない」という声から集会所を提案に盛り込みました。
- T.Y.
- 営業部としても、「お客様が誇りに思える住まいは何か」という視点で何度も議論に参加しました。コストの制約がある中で部署を超えて形にした感覚があります。
- S.Y.
- 最後は「直接想いを伝えさせてくれ!」と市の方に直談判してプレゼンの場をもらいました(笑)。その熱意が届き、半年間の努力が実って落札できた時は本当に嬉しかったですね。本当に。

落札後の工夫と苦労販売開始から1年で完売。プレッシャーを自信に変えて
―落札後、形にするまでの苦労はありましたか?
- Y.H.
- 提案を形にする段階で運用面も考え抜きました。特に共用部はただ作るだけでなく活用される場所にしなければならない。落札後に条件が変わった部分があり、ソフト面の設計には頭を悩ませました。
- I.H.
- 宣伝担当としてはこの物件の多様な魅力をどう伝えるかが勝負でした。単なるマンション広告ではなく「環境・地域との共生」というコンセプトを軸にした広告戦略を組み立てたんです。
- T.Y.
- その戦略が的中しました!コンセプトに共感して来場されるお客様が多く、非常に手応えがありました。でも、人気の間取りに偏りが出た時は焦りましたよね。
- I.H.
- そうですね。すぐに営業部の意見を聞き、WEBサイトに間取り活用のコンテンツを追加するなどリアルタイムで施策を打ち続けました。
- T.Y.
- その甲斐あって販売開始から約1年で完売。明和地所のフラッグシップとなる物件だけに無事に終えられた時はホッとしました。

今後について物件が完成してからが、本当のスタート
―全住戸完売。お引渡しを終えて、今思うことは?
- Y.H.
- お引渡しはゴールではなくスタートです。これからは企画したイベントを通じて、住民の方と地域の方が自主的に繋がっていくコミュニティを支えていきたい。まだ手は離せません(笑)。
- T.Y.
- 営業も同じです。お客様の人生に長く寄り添い、横浜という街に貢献し続けたいと思っています。
- I.H.
- 今回の成功は会社にとって大きな財産になりました。この知見を他の案件にも広げ、ブランド力を高めていきたいですね。
- Y.H.
- 後輩たちに「明和地所はここまでできるんだ!」という背中を見せられたかなと思います。でも同じくらい大変な案件は一旦考えさせてほしいです(笑)。
- S.Y.
- 何言ってるんですか、またこのチームでやりましょうよ!「オール明和」で!




