ディスカバー北海道

「北のハイグレード食品S 2017」選定商品紹介1
-HOKKAIDO HIGH GRADE FOODS S 2017-

いくらのたまこ/豊商店(豊寿司) 
老舗すし屋にしか作れない、
こだわりの≪薄塩味付けいくら≫

 いくらは、「原卵の質」・「作り方」・「作った時期」のうち、一つでも悪い条件が揃ってしまうと口の中で皮が残るプチプチしたいくらになってしまいます(俗にバラ子と言います)。
 「いくらのたまこ」の原卵は北海道広尾産の最高級鮭卵に限定しています。また産卵シーズンが始まったばかりの皮が薄いものにこだわっているため、10月初旬に獲れた浜直送のものに限定しています。厳選したいくらをすし職人が、長年探求して作り上げた独自の製法で、「生に近い、口の中で溶けるイクラ」を作りあげました。 召し上がる際は、お通し用としても、イクラ丼用としても2段階の味で楽しむことができます。
 皮が口の中で溶ける本物のいくらは、札幌の老舗寿司店「豊寿司(ゆたかずし)」で通年いただくことができます。

[取材協力]豊商店/豊寿司

しろくま雪ミルク/株式会社北のおみや
十勝の牛乳と酒粕の風味のハーモニー。
くせになるおいしさの「ミルク甘酒」。

 酪農王国・北海道の中でもこだわりの酪農家として知られる帯広市川西地区3件の農家さん、「尾関さん」「渕上さん」「広山さん」の牛乳「十勝ミルキー」と、創業130年を誇る国稀酒造(増毛町)の純米酒の酒粕を使用して、和食料理人が試作に一年をかけて大切につくり上げました。
 2007年、札幌雪まつりで温めて販売したところ、期間中(1週間)約6,000杯を売り上げ商品化されました。
 北海道産牛乳の特製である濃厚で爽やかな旨味に、鼻孔をくすぐる酒粕の良い香りと、酒の持つ切れ味の良い風味が調和して、老若男女問わず好まれる味に仕上がっています。素材選びから調理まで何一つ手を抜かない、料理人ならではの甘酒牛乳です。

[取材協力]株式会社北のおみや

グリルチーズいか/株式会社三海幸
北海道とスイスのコラボレーション

 北海道の最南端、函館に工場を構える「三海幸」では、すべての製造工程を手作業で行っており、その日の気候によって職人が作業を微調整し、常に最高のおいしさをお届けしています。
 今回、受賞した『グリルチーズいか』も同様で、焼きからカット、袋詰めまで全ての工程を手作業で行っています。北海道産真イカに天然だしなどで味付けし、スイス産グリエールチーズ・チェダーチーズをミックスしてのせ、手焼きして柔らかく香り高い味に仕上げました。クリーミーでコクがあるチーズの爽やかな酸味が真イカの旨味を引き立てています。また安心してお召し上がりいただけるよう、無添加で製造。保存料・着色料・甘味料は一切使用せず、美味しく仕上げました。「晩酌のお供がジャンクフードだと、健康が気になって…」という方にもオススメです。ビールや日本酒ワインなどお酒との相性は抜群です。

[取材協力]株式会社三海幸

チェリージュエリー/株式会社もりもと
甘酸っぱいさくらんぼの宝石

戦後間もない頃に創業し、1956年(昭和31年)から和洋菓子、各種パンの製造販売を開始した株式会社もりもと。時代と共にその時のお客様の声に応えながら、地元の素材を活かしたおいしくて買いやすいお菓子・パンを提供してきました。中でも北海道産のハスカップを使用した「ハスカップジュエリー」は、1984年(昭和59年)全国菓子大博覧会内閣総理大臣賞を受賞し、以来看板商品としてロングセラーを続けています。
 今回受賞した「チェリージュエリー」は、その姉妹品として誕生しました。素材のさくらんぼには、北海道の西側、日本海に面した仁木町で収穫された「水門」という品種を使用しています。この「水門」は、北海道で昔から栽培されている品種で、甘みが多いが酸味もあるのが特徴です。その酸味に特徴を見出し、これまで培ったハスカップジュエリーの生産技術を応用して開発したのが「チェリージュエリー」です。
 ほんのり酸味のあるさくらんぼジャムを、薄焼きクッキーとバタークリームでサンドし、淡いピンク色のミルキーなチョコレートで縁取りました。さくらんぼの甘酸っぱさを最大限に活かすためのバランスで、甘みのなかに、甘酸っぱさが際立ちます。

[取材協力]株式会社もりもと