ディスカバー北海道

未来に向けた取り組み
-FUTURE-

「いしかりエリア」では、魅力的な街、住みよい街づくりを目指して、様々な取り組みが行われています。「産業」、「文化」、「生活」などに焦点を当て、各自治体が力を入れている未来に向けた取り組みを紹介します。

地域交流を行いながら石狩の魅力を体験

農業体験と休暇で石狩の魅力を伝える「石狩アグリケーション」

「アグリケーション」は、アグリ(農業)と休暇(バケーション)を組み合わせた造語で、原則、週に4~5日間のアグリワーク(農作業)を行い、それ以外の時間はバケーション(休暇)として農村地域でのリアルな生活を楽しむプログラムです。石狩市は地元のJAいしかりや大学などと連携し、2020年度より毎年「石狩アグリケーション」のプログラムを実施しています。石狩市内に10日間以上滞在して農業体験を行い、残りの時間を休暇やテレワークに充てることができます。農作物の生産に関わることで、植物の生育や農家の工夫などを理解することができるなど、農業に関する知識や経験が得られます。石狩アグリケーションに参加した道内在住の学生は「農業体験を同世代に発信することで、農業への意識が変わるのではないか」と参加の意義を体感。また道外から参加した学生は「地域再生に関する仕事を目指しており、この体験はとても参考になる」と語っていました。

お問い合わせ
石狩市企画経済部 農政課
電話番号:0133-66-3345

北海道ボールパークFビレッジ(提供資料:北海道日本ハムファイターズ)

球場を中心とした新しい街づくり

北広島市は、以前から北海道日本ハムファイターズの新球場誘致を促進してきました。度重なる意見交換のうえ、2018年10月31日に、きたひろしま総合運動公園内に新球場を建設することを決定しました。球場の名称を「ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールドHOKKAIDO)」とし、ファイターズ北海道移転20周年を迎える2023年3月の開業に向けて建設工事が進められています。開閉式屋根の天然芝フィールドは、延べ面積約100,000㎡、地下2階・地上6階建て、収容人数約35,000人を予定しています。球場を含めたエリア「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE(北海道ボールパークFビレッジ)」が誕生し、アクティビティ施設やショッピング施設、レジデンス等が建設される予定であり、野球ファンだけでなく、ファミリーで楽しめるエンターテイメント施設になっています。

お問い合わせ:(株)ファイターズ スポーツ&エンターテイメント
info@fighters.co.jp

恵庭の街には花の香りが漂っている

「花によるまちづくり」を進める「ガーデンシティえにわ」

恵庭市は「花のまち」として知られています。札幌の大通公園で人々の目を楽しませている鮮やかな花も大半が恵庭産です。市民によるガーデニングも盛んで、初夏の時期には、オープンガーデンを見学するために多くの方が足を運ばれ、各家庭のガーデナーと交流を深めています。また、毎年花をテーマとしたイベント「花とくらし展」が開催されるなど、1年を通して花の講習会や催しが行われています。恵庭市では2022年に、花の拠点(はなふる)をメイン会場にガーデンフェスタ北海道2022(第39回全国都市緑化北海道フェア)の開催を予定しています。会場のメインエリアである「ガーデンエリア」には、北海道を代表するガーデナーによる7つのガーデンがあります。フェア期間中には約700種類13万本の花々で皆様をお迎えします。実施期間は6月25日から7月24日まで。初夏を彩る花々を楽しんでください。

お問い合わせ
恵庭市企画振興部 広報課
電話番号:0123-33-3131(内線 2361)

縄文時代の遺跡

2021年世界文化遺産に登録「史跡キウス周堤墓(しゅうていぼ)群」

「史跡キウス周堤墓群」は、約3200年前の縄文時代後期につくられた集団墓です。地面を円く掘り、掘った土を周囲に土手状に積み上げ、内側に墓穴を設けています。周囲に堤があることから「周堤墓」と呼ばれています。史跡の中には現在9基が存在し、一番大きなものは直径83m。周堤墓からは、造られた時期を示す土器や石器、土偶などの遺物、墓穴からは石棒や墓標として立てられたと考えられる石柱が出土しています。隣接地にある「キウス周堤墓群案内所」では、ボランティアガイドによる案内を受け付けています(冬期休業[11月下旬~4月下旬])。縄文時代の貴重な遺跡であることが認められ「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されたキウス周堤墓群を見学してください。

お問い合わせ
千歳市埋蔵文化財センター
電話番号:0123-24-4210
(平日9:00~17:00)

当別観光の拠点として期待が高まる新駅誕生(提供資料:JR北海道)

JR北海道に約20年ぶりに誕生する新駅「ロイズタウン駅」

2022年3月12日にJR北海道・札沼線(学園都市線)あいの里公園~石狩太美間に、「ロイズタウン駅」が開業します。北海道新幹線を除くJR北海道の新駅誕生は、2002年4月開業の流山温泉駅(函館本線)以来、約20年ぶりとなります。新駅は当別町及び株式会社ロイズコンフェクトによる請願により設置されることとなりました。駅周辺には「ロイズふと美工場直売店」や「北欧の風 道の駅とうべつ」もあり、新しいまちの顔として地域活性化の拠点となることが期待されています。また、ロイズの「ふと美工場」では見学施設を含む、工場の増設が進められており、この駅を訪れる楽しみが広がります。

お問い合わせ
当別町事業推進課事業推進係
電話番号:0133-23-3198

爽快な お米のサイダー

米どころの新しい特産品「新しのつのこめサイダー」

新篠津村は、米どころとして知られています。1997年に米乾燥調製施設ライスファクトリー、2018年には精米施設が完成し、村内で生産・収穫・乾燥・調整・保管・精米・販売まで行えるようになりました。新篠津村では「安心で安全な米をもっと味わってほしい」と、地酒やどぶろくなど、米を原料とした特産品に力を入れています。その中でも特に味わってほしいものが「新しのつのこめサイダー」です。見た目は無色透明で、普通のサイダーそのものですが、原料に新篠津産のゆめぴりかを使用しています。プルタブを開けるとお米の香りがほんのり漂ってきます。村内の「たっぷの湯」でも販売しているので、入浴後に味わってみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ
新篠津村総務課商工観光課係
電話番号:0126-57-2111