ディスカバー北海道

名馬と有名ファーム
-FARM-

北海道が生んだ名馬たち

日本を代表する名馬を数多く排出している日高地方。中央競馬のG1レースなど重賞レースでは、一世を風靡したハイセイコーやナリタブライアンなどこの地方の牧場で育てられた優駿が優勝馬に名を連ねて来ました。新ひだか町だけでも、最近10年間で多くの名馬がG1を征しています。まさに「優駿のふるさと」と呼ぶにふさわしい活躍ぶりです。

あの名馬はいま

北海道で生まれ育った競走馬の中には、引退後、ふるさとに戻って、種牡馬(しゅぼば)として第2の人生を送っている馬も少なくありません。日高地方では事前連絡や申し込みをすれば年間を通じて見学が可能な牧場もあります。
「競走馬のふるさと案内所」を通じて予約して、見学マナーを守りながら、かつての名馬たちに会いに行ってみてはいかがですか。

  • [年間見学可能牧場]
  • 荒木克己育成牧場
  • オリオンザサンクス(ジャパンDダービー)
  • トーシンブリザード(ジャパンDダービー)
  • ネーハイシーザー(天皇賞秋)
  • 畠山牧場
  • シルクジャスティス(有馬記念)
  • へいはた牧場
  • レガシーワールド(ジャパンカップ)

●予約・お問い合わせは
競走馬のふるさと日高案内所 TEL.0146-43-2121

往年の名馬を偲んで

シンザン、ハイセイコー、ナリタブライアン、テンポイント、トウショウボーイ……。ふるさとに戻って余生を送り、大往生を遂げた名馬たち。
日高地方には業績を称え、数多くの記念碑や墓碑が建立されており、多くの人に夢と感動を与えてくれた馬たちを偲び、いまなお多くのファンが訪れています。

桜舞馬公園(オーマイホースパーク)
町内神森の馬魂碑などを移設し、1991年に造成された公園。1988年天皇賞春・秋を制し、引退後は種牡馬としても活躍したタマモクロスをはじめ、墓碑が集まっています。

    主な墓碑

  • アンバーシャダイ
    (有馬記念ほか)
  • クライムカイザー
    (日本ダービー)
  • サクラチトセオー
    (天皇賞秋)
  • サクラユタカオー
    (天皇賞秋)
  • スズカマンボ
    (天皇賞春)
  • テイタニヤ
    (オークスほか)
  • テスコガビー
    (オークスほか)
  • パッシングショット
    (マイルチャンピオンシップ)
  • ブライアンズタイム
    (USA)
  • ヘクタープロテクター
    (USA)
  • ホリスキー
    (菊花賞)
  • ヤマカツスズラン
    (阪神3歳牝馬ステークス)

入口には、トウショウボーイやサクラユタカオーなど、数々の名馬を輩出し、5度のリーディングサイアー(1シーズンの産駒の獲得賞金の合計額1位)に輝いた種牡馬テスコボーイのブロンズ像が建っています。

桜舞馬公園(オーマイホースパーク)
◎所在地 新ひだか町静内田原712
◎料金 入場無料

【協力・画像提供】北海道新ひだか町、北海道日高振興局