2017-2018 取組内容

学校法人麻生塾と産学連携ケーススタディ第4弾。
明和地所が特別協賛している少年サッカー大会CLIO CUPの選抜チーム「TEAM CLIO」のチームエンブレムを麻生専門学校グループの学生がデザインしました。

TEAMCLIO チームエンブレムができるまで

2017.05

過去3回ヨーロッパに遠征していたTEAM CLIO。いままでチームを象徴するエンブレムが無かったため、麻生専門学校の学生さんにTEAM CLIOのチームエンブレム作成をお願いしました。
デザインされたチームエンブレムは、ヨーロッパ遠征のユニフォーム や、対戦相手と試合前に交換するペナントに使用されます。

今回のプロジェクトには、麻生建築&デザイン専門学校 ビジュアルデザイン科1年生が参加してくれました。

2017.06

「世界に挑戦する」をキーワードに、まずはイメージをスケッチで表現してもらいました。
学生さんによってキーワードに対する表現に個性が出ており、サッカーボール、動物、月桂樹、翼、建物、文字の組み合わせなどさまざまなものをモチーフにしたデザイン案が揃いました。

※デザイン案の一部

2017.07

スケッチ段階から、アップグレードしてPCを使用した着色したデザインが出揃いました。
凝ったデザインでかっこいいデザインもありましたが、ユニフォームの胸につける際の視認性を考慮してよりシンプルなデザイン、
CLIO CUPとの関連性をデザインに取り込んで欲しいことをお願いしました。

※デザイン案の一部

2017.08

ラフデザインの中から、デザインテイストの方向性が近い学生さんを一人に絞って、試作案を作成してもらいました。
先生の指導の下、様々な条件をもとにデザインに落とし込んでいく作業をして4案の試作案が完成しました。

PLAN 1大会ロゴの地球をCLIOの「C」で囲ったデザイン

PLAN 2シンプルに盾の中にCLIOの「C」のデザイン

PLAN 3角度をつけて立体感を出したデザイン

PLAN 4盾の中に大会ロゴの地球を配置したデザイン

※デザイン案の一部

2017.09

試作案4案を大会関係者や社内で検討した結果、PLAN4の人気が一番でした。CLIO CUPの大会ロゴと親和性も高いことからPLAN4をベースに、様々な使用パターンを想定して、アレンジパターンを提案してもらいながらブラッシュアップしていきます。

2017.09

完成したロゴはこちらです。
CLIO CUP大会ロゴの地球(世界)をイメージしたグローブデザインを盾の中に配置したシンプルなデザインになりました。
U-10とU-12では盾の下部にカテゴリを入れてはいますが基本的には同じエンブレムデザインを採用しています。
シンプルな単色バージョンは、ユニフォームの胸に。グラデーション配色のものは、WEBサイトやペナントに使用しています。

2017.10

チームエンブレムデザインに参加した学生さんから遠征する選手たちに嬉しいプレゼントがありました。
選手たちに応援の気持ちを込めて、チームエンブレムの缶バッチを制作してくれました。パッケージデザインには、「Go for it!(がんばれ!)」の力強いメッセージが込められていました。

麻生建築&デザイン専門学校 ビジュアルデザイン科1年
ナッルジロード アッタウィット/ NUTRUJIROD ATTAVIT

私はサッカーが好きなので、今回のプロジェクトに楽しんで取り組むことができました。まずは改めて世界中のサッカーのロゴを調べて、盾のカタチでまとめたいと考え、先生や友達に 相談し、たくさんのアイデアの中から今回のロゴができました。私がデザインしたチームロゴのついたユニフォームを着ている遠征先の選手の写真を見たときはとてもうれしかったです。チャンスがあれば、選手の皆さんと一緒にサッカーしてみたいです。

※所属、学年は2017年10月時点

2017年10月 TEAM CLIO U10のドイツ・オランダ遠征。2017年1月 TEAM CLIO U12のスペイン遠征にて、デザインされたチームエンブレムをユニフォームの胸につけて世界に挑戦してきました。

子ども達が体験した貴重な遠征の模様は、CLIO CUP公式サイトをご覧ください。

CLIO CUP
日本サッカー界における次世代を担う子どもたち(小学生)を対象とし、2015年から開催している少年サッカー大会です。「夏休みを利用した強化のための真剣勝負の場」として、さらには「チーム の勝利を追い求めるだけでなく、才能と個性をもった選手を育成し、夢を持つことの素晴らしさを伝える」ことを目的として開催されます。
明和地所グループでは、2015年第1回大会より特別協賛しており、CLIO CUPがサッカー選手を目指す子どもたちにとって、夢をつなぐ大会となることを願っています。

明和地所グループは、子どもたちの夢を応援しています。