ディスカバー北海道

匠工芸
-TAKUMI KOHGEI-

「一歩深いこだわり」を持ったものづくりが信条

匠工芸のものづくりの特徴は?

木の道具をつくって33年。匠工芸は、「一歩深いこだわり」を持ったものづくりを信条として、使い手が納得できる家具をつくることに力を尽くしてきました。自然の森からもらった木という素材を、その個性が生きるよう、そして材料に無駄が出ないようていねいに使いきること。そして職人は、丹精込めて美しく使いやすい形の道具につくりあげます。

どんな点にこだわっていますか?

いま、私たちに求められているのは「どこまでもこだわるものづくり」ではなく、「力の入れどころを正確につかみ、配慮するところはしっかり、手をかけるところは手を尽くす」その判断力だと感じています。これが持ててこそ、こだわる人には納得のできる製品を、そして品質と買いやすさのバランスを求める人にも、十分な満足をお届けできるのだと思います。

「匠工芸のものづくり」の自負は?

お客様が買いやすい価格で付加価値の高い家具をつくるのが、ものづくりのプロ。たとえば、最近好評の「マッシュルームスツール」はとてもシンプルで軽快ですが、その中に私たちなりのこだわりが込められています。よく見ないと気付かないかも知れませんが、あの雰囲気は他メーカーではつくれないものと自負しています。

ここの木の家具: yamanami(ヤマナミ)

身体になじむ、クラフト的なぬくもり感。木を愛する職人魂が刻まれた匠工芸の新シリーズ。それはまるで工芸品のような、手作りのぬくもり感。山並みのような起伏のある身体をやさしく包むフォルムには、長年木と向き合ってきた旭川のクラフトマンシップが生きています。無垢材を削り出した有機的なフォルムに、繊細なディテール。木の呼吸や穏やかな時間の流れを、この山並みの中に感じてください。

[取材協力]株式会社匠工芸